そんな実用性と適度な刺激を兼ね備えたトゥインゴGTと比較すると、ルーテシアR.S.は直球仕立てのスポーツハッチだ。もちろん、ルノーらしく実用域の快適性はこちらも上々。試乗車は昨年追加された中堅モデルのシャシーカップで、足回りは相応に引き締まっているのだが、ある程度速度が上がってしまえばライド感はフラットと形容できるほど。当然、気の利いた日常のアシとしても過不足なく使うことができる。
しかし、ある種「自己完結型」な弟分とは異なり、こちらは絶対的な速さが追求されている。日常域だと柔軟にも振る舞える1.6Lターボは、EDCを積極的に操ってこそ本領を発揮する味付けだし、前述の足回りにしても相応の速域で深くストロークさせた際に持ち前の美点が活きる類のもの。つまり、このクルマの本性を理解し、堪能するには然るべき環境を用意することも肝要になるわけだ。トゥインゴGTを日常使いもできるトレーニングシューズとするなら、こちらはさしずめ準競技用。同じルノー・スポールの作品といっても、そのベクトルは明確に分けられているのである。
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