複数の言語でのトレーニングも可能に
自動車メーカーや輸入車インポーターのキャンペーン会場などでバーチャルリアリティ(VR)が活用されるシーンも増えているが、より正確さが要求される仕事の場でもVRの利用は始まっている。ドイツのアウディAGは従業員の研修にVRを導入。どこにいてもVRゴーグルを装着することでインゴルシュタットのロジスティクスセンターでの作業をバーチャルで再現でき、コントローラーの操作によってパーツの移動や梱包といった作業を経験できるという。
アウディによるとVRでの研修は段階を追って行なうこともでき、指示を受ける第1レベル、独立して作業のできる第2レベルといった形で進歩していくのに加え、望むだけ作業を繰り返すことで短時間で習熟度を高めることも可能になる。研修を担当するトレーナーはタブレットを用いて進捗状況を確認し、必要に応じてVR上でヘルプも行なえるという。
VRは言語や距離の壁を乗り越え、スペイン語や英語でトレーニングを受けることも可能。さらにメキシコ工場に居ながらドイツ工場での作業を経験することもできる。トレーニングを受けている作業員にも好評で、ゲーム感覚で手順などを覚えることができるメリットもある。
自分の感覚に合わないと疲れたり、気分が悪くなったりすることもあるVRだが、最近ではシンクロ機能も進化してより自然で使いやすくなっている。アウディは販売店の現場でもVR活用を進めてきたが、今後、その活用範囲はさらに拡がっていくことになりそうだ。
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