ポルシェが主催する伝統の「ポルシェ テニスグランプリ」が、世界最高のテニスプレーヤーたちとともに記念すべき40周年を祝うことになった。昨年、このタイトルを連覇したアンゲリク・ケルバーを筆頭に、世界ランキングトップ10に名を連ねる8名のプレーヤーがドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ アリーナに集結。4月22日から30日まで、熱い火花を散らすのだ。

マリア・シャラポワの復帰第一戦

出場選手の中には2012年から2014年まで、トーナメントで優勝を飾ったマリア・シャラポワも含まれている。禁止薬物の使用により1年3カ月の出場停止処分を受けていたシャラポワは、今回の復帰にあたり、「お気に入りのトーナメントでツアーに復帰できてこれ以上うれしいことはない。すばらしいファンの前で愛してやまないテニスをすることが待ち遠しい」とコメントしている。

なお、本大会の優勝者には、賞金とともに「ポルシェ911カレラGTSカブリオレ」が授与されることになっている。

発表された出場選手は20名で、2016年WTAファイナル覇者のドミニカ・チブルコバ（スロバキア）、2016年全仏オープン覇者のガルビネ・ムグルサ（スペイン）、シモナ・ハレプ（ルーマニア）、マディソン・キーズ（米国）、2015年WTAファイナル覇者のアグニエシュカ・ラドワンスカ（ポーランド）、2009年ポルシェ テニスグランプリと全仏オープン覇者のスベトラーナ・クズネツォワ、カロリナ・プリスコバ（チェコ共和国）のほか、世界トップ20に入る4名のプレーヤーも加わる。

なお、4月22日と23日には、国別対抗戦のフェドカップが行われ、ポルシェ チームドイツとウクライナが対戦。シュトゥットガルトにおける最高のテニスウイークが開幕することになる。