ジュネーブショー2017 イヴォーク以上、スポーツ未満! ランドローバーが新型「レンジローバー・ヴェラール」を発表

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ジャガー・ランドローバーは、3月7日から開かれるジュネーブショー2017でデビューを飾る新型車、「レンジローバー・ヴェラール」を英国で先行発表した。

 

日本仕様の予定発売価格は699万円から

 

レンジローバー・ヴェラールは、レンジローバー・スポーツと同イヴォークの間を埋める、レンジローバー・ファミリー第4のモデルとして誕生した。ラテン語で「覆う」を意味する「Velare」から派生させたヴェラールという車名は、1960年代に誕生した初代レンジローバーのプロトタイプのネーミングに由来するものだ。

 

ボディサイズは全長4803×全幅2145(ドアミラー含む)×全高1665mm。ホイールベースは2874mmで、最小回転半径は5.8m。搭載エンジンは180ps/430Nm仕様の2.0リッター直4ターボディーゼル「D180」や、380ps/450Nmを発揮する3.0リッターV6スーパーチャージドの「P380」など、計5機種をラインナップする。

 

駆動方式は全車4WD。サスペンションはコンベンショナルなコイル式サスペンションのほか、電子制御式サスペンションも用意される。ちなみに最大渡河深度は最大で650mmと発表。レンジローバー・ファミリーの一員に相応しい悪路走破性の高さがうかがえる。

 

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アルミニウムが用いられたボディのフォルムは従来のレンジローバー・モデルと共通するイメージを持ちながらも、前後のライトをはじめとするディテールは専用デザインとなっており、新型車を明確に主張する。550m先まで照らすことのできるマトリクスレーザーLEDが採用されたヘッドライトや、ドアノブがアンロック時に浮き上がるユニークなアウタードアハンドルを採用するなど、新たな試みも少なくない。

 

デジタルメーターが先進感を高めるインテリアでは、同社初採用となる最新のインフォテイメントシステム「Touch Pro Duo」が目新しい。名称の通り上下ふたつの10インチディスプレイで構成され、各操作を分担させる。キャビンは5人乗り。ラゲッジルーム容量は後席使用時で673リッターが確保され、分割可倒式リアシートのアレンジで最大1985リッターに拡大可能だ。

 

なお、ジャガー・ランドローバー・ジャパンの公式ウェブサイトでは、すでに新型レンジローバー・ヴェラールの予定発売価格が公表されている(発売時期は未発表)。標準の「ヴェラール」に加えてスポーティなイメージを高めた「ヴェラール Rダイナミック」が用意され、それぞれ4タイプのトリムが設定される。3月3日現在確認できるモデルラインナップは以下の通りだ。

 

ランドローバー・レンジローバー・ヴェラール 車両概要

  • ヴェラール:699万円〜
  • ヴェラールS:800万円〜
  • ヴェラールSE:872万円〜
  • ヴェラールHSE:1005万円〜

 

  • ヴェラール Rダイナミック:747万円〜
  • ヴェラール RダイナミックS:848万円〜
  • ヴェラール RダイナミックSE:920万円〜
  • ヴェラール RダイナミックHSE:1053万円〜

 

  • ヴェラール・ファーストエディション(P380エンジン搭載の限定車):1526万円

 

 

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