A8譲りのADASを搭載か
傾斜を強めたリアウインドーとなだらかなルーフラインを採用して、スタイリッシュなクーペ風SUVモデルを造る手法は、もはやプレミアムブランドの常套戦略。今回テスト車がスクープされたアウディ「新型Q8」は、Q7をベースにしたBMW X6やメルセデス・ベンツGLEクーペの対抗馬だ。顔つきは擬装の下だが、バンパー回りでの差別化はあるだろうが、Q7同様に最近の定番デザインが踏襲されているだろう。恐らく年内にデビューし、来年には市場投入となる模様だ。
フロアサイズはQ7と同等でありながら、Q8は5シーターから4シーターとされ、豪華で快適なセパレートリアシートを備えるのが特徴。ゆとりあるサイズを活かしてリアシートの配置はやや後方とされ、乗降性を上げてくるに違いない。パワートレインはプラグインハイブリッド(PHV)を含めてQ7に準ずるラインナップ、もちろん高性能な「SQ8」仕様も用意されるはずだ。
技術的な目玉としては、新型A8に続く発表タイミングが予想されるため、新世代のADAS(先進運転支援システム)が搭載されることが考えられる。そしてPHV以外の内燃機関搭載車の大半には、48V電装系技術(マイルドハイブリッドを含む)が採用される可能性が高い。
やや気になるのは、トランプ禍によって、すでにメキシコでの新型Q5生産が順風満帆ではない状態なので、プラットフォームがせっかくQ5と同じ「MLBエボ」でありながら、主戦場であるアメリカ市場には相変わらず距離的に遠く、かつ為替変動リスクのある欧州圏から輸出しなくてはならないことだろう。
それでコスト事情が厳しいのか、このテスト車を見ると、サイドミラーの位置がQ7のドアマウントからコストの安いウインドー枠マウントに変わっていたりする。こういうところは安全上妥協してほしくないし、プレミアム感を損ねるものでもあるのだが。
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