アルファロメオ・ジュリアのV6ツインターボを搭載
活況を呈するプレミアムスポーツカー市場だが、市場の拡大は車型バリエーションの拡充という流れを生む。王座に君臨するフェラーリといえども、生産規模は小さく戦略上増産も困難なため、新規競合車の増加に伴って自動的にシェアが下がる状況にある。そこでラインナップの拡大、とりわけ近年競合の増したエントリークラス(といっても廉価なわけじゃないが)への車型投入が企画されたわけだ。仮想敵は現在急成長中のマクラーレン570あたりやV8仕様のアウディR8あたりということになるだろう。
FCA内の他ブランドにも使われる2.9リッターのV6エンジンをベースにすることで性能とコストの高バランスを狙い、熟成された488GTB系のプラットフォームを採用してボディをやや小柄に造るという手法で、魅力的なフェラーリのエントリーモデルを仕立てようという目論見だ。実物のカタチはまだスクープされていないが、このレンダリング画像はまさにそういう前提条件で描かれたものだ。
「小さめな488」というイメージもあるが、複雑な空力ディテールよりも、どことなくオリジナルのディーノを思い起こさせるクラシカルな丸みを与えられているのは作画者のディーノ・オマージュなのだろうが、画一的空力デザイントレンドとは一線を画する魅力を醸し出していて、本当にこういうカタチでもいいなと思う。2018年モデルとしてデビューするといわれているので、実物のカタチはまだお預けなのだが、フェラーリの末っ子復活劇からは目が離せない。
■関連記事
関連記事
国内最大規模のフェラーリ複合施設「Nicole Competizione プレオウンドショールーム&サービスセンター」が横浜・都築区にオープン
ニュース&トピックス
2024.02.22
エキセントリックさがザガートの堪らない魅力!ハセガワ製プラモ「フェラーリ348」を「エラボラツィオーネ」に仕立てる・後編【モデルカーズ】
モデルカーズ
2024.02.08
ザガート・デザインの奇っ怪な魅力!ハセガワ製プラモ「フェラーリ348」を「エラボラツィオーネ」に仕立てる・前編【モデルカーズ】
モデルカーズ
2024.02.07
【海外試乗】エアロダイナミクスを駆使した史上最強のフェラーリロードカー「フェラーリ・SF90 XX ストラダーレ」
海外試乗
2024.01.01
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>