"フレンチ閑々" の記事一覧 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2023.04.19 看板はともかく、クルマを作るノウハウは途切れたことがなかったアルピーヌA110後継EVの技術に注目!【フレンチ閑々】 アルピーヌのEVがどんなモデルに仕上がってくるのかが楽しみ今月、フランスのアルピーヌ・カーズ本社からかなり重要と思われるリリースが発表された。2026年からA110を代替する後継モデルがBEVになることは周知の通りだが、技術部門トップのロベール・ボネト氏のコメントをまとめる形となっており、そのポイントは3つほどある。ま… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2023.03.08 洋の東西で考えることは一緒のようで違った !? 東京オートサロンのハチロク同様にレトロモビルでルノーが旧車のEVコンバート・キットを発売!【フレンチ閑々】 キャトルLと初代サンク&トゥインゴの3台のEVコンバージョンを披露チューニングカーかヒストリックカーかという違いこそあれど、年初の定例インドア・ミーティングで、好事家やエンスージャストたちの賀詞交歓の場となっている点でも、フランスで年に一度開催されているレトロモビルは東京オートサロンは近いものがある。 … 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2022.10.06 F1鈴鹿戦を前に日本でワールドプレミアされた アルピーヌA110Rの仕様を詳報する【フレンチ閑々】 モータースポーツのノウハウからフィードバックを得た究極のロードゴーイングA110日本のアルピーヌ・エンスージャストにはグッドサプライズだ。10月半ばのパリ・モーターショーではなく、10月4日夜に横浜は山下町の倉庫街の一角で、アルピーヌA110Rがワールドプレミアでお披露目されたのだ。横浜といえ、いわずと知れた日産ルノー… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2022.01.31 路上で「重い」はなぜペナルティの対象なのか? 2022年から対SUV気味に重量税を導入したフランスの事情【フレンチ閑々】 新車で重量税の対象となるケースは2%前後でしかないのだが……脱CO2に急進的に舵を切る欧州委員会の方針を受けて、欧州の自動車メーカーの戦略がBEV偏重ではないかと、疑問視する声が日本で増えてきた。とはいえEU加盟国はそれぞれ主権国家なので、大勢というか概ねの方向性には賛同を示しつつも、ある程度ユルかったり無視を決め込む… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2021.08.19 パリ五輪2024の引継ぎセレモニーが、実は通常運転の範囲内だったという話【フレンチ閑々】 東京五輪2020が閉幕して閉幕して早10日あまり。東京の閉会式のすべり具合や、パリの引継ぎセレモニーの賑わいと演出のカッコよさに度肝を抜かれた云々といった話が、あちこちで報じられていたが、その感覚にビミョーに違和感を覚えたので記してみる。日本での報じられ方だと、まるでフランス側が引継ぎセレモニーのために目いっぱい力んで… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2021.03.16 それはまるで襲名披露公演のようだった!? プジョーの新ロゴと新時代はニュー308から【フレンチ閑々】 コロナ禍なかりせば。例年なら3月初旬開催だが、2年連続して中止されたジュネーブ・サロンでのお披露目となったであろう、プジョーの新ロゴの発表が2月末にオンラインで行われたのは既報の通り。ところが新しいロゴというと、自動車専門のメディアでも総合・経済系のニュースでも、CI(コーポレート・アイデンティティ)チェンジの観点から… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2021.02.28 新しいDS4はアルファロメオやランチアとどう絡んでいくのか? DSのベアトリス・フシェCEOに電動化戦略その他を訊ねてみた【フレンチ閑々】 DSの指揮を執ってほぼ1年になる新CEO、ベアトリス・フシェ氏が、新型DS4の発表会を機に、オンラインによるインタビューに応じた。先代の「シトロエンDS4」は、まだシトロエンの一モデルだった時代にデビューし、マイナーチェンジでDS4クロスバックが加わった。これらのフルモデルチェンジ版とはいえ、新型DS4は、DS7クロス… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2021.01.21 ルノーが中長期戦略と改革案を発表! 未来のアルピーヌはピュアEV×3車種に【フレンチ閑々】 昨年7月にカルロス・ゴーン後のルノーの舵取り役として就任したルカ・デ・メオ新社長が1月14日、ルノー・グループの新戦略を発表した。その名も「RENAULUTION(ルノリューシオン)」。当然、révolution(革命)とルノー、加えてsolution(解決策)をかけた言葉遊びでもあるが、彼の国で大文字Rで始まる革命は… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2020.10.05 ホンダにも見習ってほしい!? 活気づくフランス車とモータースポーツ【フレンチ閑々】 モータースポーツありき、というフレンチブランドの姿勢が窺い知れるモータースポーツ界ではホンダF1撤退のニュースがいま話題になっているが、皮肉にも4年後に五輪を控えるフランスでは自動車メーカーがスポーツ自体への取り組み、つまりワークス体制でのモータースポーツ活動を積極化している。9月から欧州では新学期・新年度の季節が明け… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2020.08.12 仏流の最新ユーティリティ・バンは9人乗りBEV!「プジョーe-エキスパート」が自由だ!【フレンチ閑々】 日本市場への導入を期待したいフレンチミニバン日本にはまだPSAグループの同門であるDS3クロスバックE-テンスが導入されたばかりだが、欧州においてプジョーは208から2008、3008に508、508SWまで、ラインナップの上から下まで、すっかりECV化が完了したコンストラクターとなっている。ECVとは「Electri… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2020.07.11 SUVクーペながらもゴルフ並のトランク容量! 今秋欧州デビューの新型C4の詳細が見えてきた【フレンチ閑々】 テレビ番組のトークショー風の異色な!?オンライン発表イベントそれはまるで、海外のテレビでよくあるトークショー番組さながらの、お披露目会だった。6月30日、パリ時間の14時より行われた、シトロエンが新たにモデルチェンジしたC4のワールドプレミア発表のことだ。アルファロメオが110周年記念に公開したコンテンツがドキュメンタ… 南陽一浩の「フレンチ閑々」 2020.06.16 存続が決まったアルピーヌは将来、ルノーの改革の中でどうなるのか?【フレンチ閑々】 電動化モデルやSUVがラインアップされる可能性も今年のル・マン24時間は、コロナの影響で9月19、20日開催へと延期されたが、ちょうど32年前の6月半ばの週末、ル・マン24時間を制したのは、ルノー・アルピーヌA442Bだった。ドライバーは故ディディエ・ピローニとジャン・ピエール・ジョソーで、フランスのチームとしては19… 1 2 NEXT