後輪駆動仕様で約517万円から
日産の海外向け高級ブランド、インフィニティの新型Q50(日本名:ニッサン・スカイライン)に設定されたハイパフォーマンスモデル「レッドスポーツ400」の北米市場での価格が発表され、4月8日に発売が開始された。
車両価格は、後輪駆動仕様で4万7950ドル(約517万円)、4WD仕様は4 万9950ドル(約539万円)である。
インフィニティQ50レッドスポーツ400は、最高出力400ps、最大トルク48.4kg-mを発揮する新開発の3.0リッターV6ツインターボエンジン(型式名VR30DDTT)を積むガソリンエンジン仕様のトップグレード。トランスミッションは7速ATを組み合わせる。
北米市場における新型Q50は、日本市場(スカイライン)と同様に2.0リッター直4ターボ版、3.5リッターV6を組み合わせるハイブリッド仕様がすでにラインナップされており、北米市場での価格はそれぞれ3万3950ドル(約366万円)〜、4万7050ドル(約507万円)〜となっている。
ちなみに、日本で発売中のスカイラインの価格は2.0ターボ仕様の「200GT-t」が413万6400円〜、3.5リッターのハイブリッド仕様「350GTハイブリッド」が492万6960円〜。あくまで単純計算だが、仮に日本でレッドスポーツ400が登場した場合、その販売価格は高くても580万円程度からとなる。
たとえば、326ps/45.9kg-mを引き出す3.0リッター直6ターボを搭載するBMW 340i Mスポーツの車両価格776万円と比べてみると、このQ50レッドスポーツ400の価格は意外とお手頃なのかもしれない。果たして日本では発売されるのだろうか。期待したいところだ。
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