日本人デザイナーが語る新型3シリーズ
ドイツBMW AGのBMWデザイン部門でエクステリア・クリエイティブ・ディレクターを務める日本人デザイナー、永島譲二氏が来日。デザイン・サロンの名でプレス向けイベントが開催され、新型8シリーズやZ4に加え、上陸間近の新型3シリーズのデザインポイントなどを永島氏自身がレクチャー。合わせてBMWの最新デザインの動向や今後のデザイントレンドなどに関してもコメントした。
気になる新型3シリーズは日本仕様の詳細はまだ公表されていないが、全長が約4710mm、全幅が約1830mm、全高が約1440mmとひと回り大きくなり、ホイールベースも41mm長くなる。そのデザインに関して永島氏は、意外にも「いかにコンパクトに見せるかが重要」と語り、以前の5シリーズ程度まで大きくなった3シリーズのデザインの難しさを語ってくれた。リア部分は全長を短く見せるために工夫し、クルマをより「薄く」見せるためにサイドのキャラクターラインなどをアレンジしていくという。
全幅が抑えられているのは日本市場からの要求が大きく影響しており、これはデザイナーにとってかなりの制約になるという。一方で新型8シリーズやZ4はクルマの性格上その制約がなく、自由にデザインできるのは嬉しいことだと語っていた。新型3シリーズは全幅1830mm程度なので現行F30系の1800mmよりはデザインの自由度は高まっているはずだが、やはりまだ制約は感じている様子。とはいえボディサイドの抑揚感などは明らかに高まっており、30mmの拡幅は効果があったようだ。
興味深かったのがヘッドライト回りのデザインで、ライト下部がバンパーに食い込んでいるような造形は、かつてのE46の涙目のようなデザインのオマージュとのこと。新型ではかえって精悍に見える造形だが、こんなところにもちょっとした遊び心が見てとれる。
増えつつあるSUVのデザインはさらに進化するであろうし、電動化に向けて今はデザインの過渡期であろうといった話も交え、みずからデッサンをしながら分かりやすくレクチャーしてくれた永島氏。新型3シリーズの上陸を待つ楽しみが増えたといっていいだろう。
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