年末にかけての新製品が目白押し！　第58回全日本模型ホビーショーレポート　Part.1

話題の新製品をいち早くその目で見られる恒例イベント！

プラモデルやミニカー、RC（ラジオコントロール＝ラジコン）モデルなど、この秋から年末にかけて発売が予定されている、各社イチオシのホビー製品が一同に集まる「第58回全日本模型ホビーショー」が、今年も9月29、30日の両日、東京ビッグサイトで開催された。数多くのホビーファンが訪れ盛り上がりを見せた、会場の様子をレポートする。

Part.1となる今回は、模型界の王様タミヤをはじめとする4社のブースをピックアップした。

タミヤ

星のマークでおなじみのタミヤブースでは、RCカーやミニ四駆、プラモデルなど、幅広いジャンルの製品を展開。

数多くの新製品が並ぶRCカーコーナーでは、先日、当CARSMEET WEBでもご紹介した1/10「コミカルグラスホッパー」が初お披露目！　そのキュートなスタイルとトリッキーな走りに、昔からのRCバギーファンはもちろん、チビっ子や女性からも注目を集めていた。

実車をリアルにスケールダウンしたモデルも数多く発表され、往年のF1マシン「フェラーリ312T3」や、すでに組み立てキットとして販売されている「トヨタガズーレーシングWRT/ヤリスWRC」の完成済みモデルなどが登場。「ランドローバーディフェンダー90」や「いすゞミューTYPE Xブラックメタリック」といった、アウトドアでも楽しめる車種も今後ラインナップに加わることが発表された。

根強い人気のミニ四駆コーナーでは、ジャパンカップ30周年記念企画として今年開催された「ミニ四駆デザインコンテスト」の入賞作品が発表。製品化に向けたクレイモデルも展示された。他にも、2分割されたボディを組み替えて使える「DCR-02（デクロス-02）」やマンガ『ハイパーダッシュ！四駆郎』に登場するマシン「ダンシングディバインドール」、ル・マンで活躍した「トヨタガズーレーシング TS050 HYBRID」をモチーフしたモデルなど数多くのニューモデルを発表。また、今年登場から30周年迎えた名車「アバンテJr.」のスペシャルキットやアバンテカラーの「ミニ四駆コンパクトバッグ（ブルー）」も展示された。

幅広い層に支持されるプラモデルでは、カーモデルの定番である1/24スポーツカーシリーズの新作として、フェアレディZの50周年記念モデルとして今年5月にリリースされたばかりの「NISSAN フェアレディZ Heritage edition」が登場。好評発売中の「ヤマハYZF-R1M」の展示や先ごろ新型が発表され話題となったスズキ刀のご先祖ともいえる「スズキGSX750S ニューカタナ」の再リリースも告知された。

ABC HOBBY

クオリティの高いボディでファンも多い人気のRC専門メーカー、ABCホビーのブースでは、電気自動車「日産リーフ」のパワートレインをベースとしたレーシングカー「リーフNISMO RC（レーシングコンペティション）」のボディをまとったRCカー「ガンベイドネイキッド2018」や、第43回東京モーターショー2013に出展され話題となった「IDx NISMO」が注目の新製品として登場。