先代モデルとの共通点はほぼゼロ!
3月22日、アウディは2016年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間に投入するLMP1クラスの新型レース車両「アウディR18」を公開した。
高く持ち上げられたスリムなノーズの両側に備わる巨大な2枚羽根に象徴されるように、アグレッシブさを増したエアロダイナミクスボディが印象的なこの新型R18は、アウディによればゼロから新設計されており、昨年モデルとはほとんど共通点がないとのこと。モデル名から「e-tron クワトロ」が外されたのは、昨年とは別モノであることをアピールする意味もあるのかもしれない。
ハイブリッドシステムにはエネルギー貯蔵システムとしてこれまでのフライホイール式に代えてリチウムイオンバッテリーが初搭載されており、4.0リッターV6 TDIディーゼルエンジンにも軽量かつ高効率なターボチャージャーの採用をはじめとする改良を実施。また、バッテリーを搭載したことによる重量増加を7速から6速に段数を減らして軽量化した新開発のトランスミッションなどで相殺し、戦闘力を高めながらもトータルでは10%以上の燃料消費低減を達成しているという。
今年のWECは3月25-26日に仏ポール・リカールで公式テストのプロローグが行なわれ、4月17日の英シルバーストーンを皮切りに全9戦を予定。第3戦となるル・マン24時間は6月18日から19日にかけて開催される。昨年のル・マンではポルシェに1-2フィニッシュを許し、連勝記録を5で止められてしまったアウディだが、このニューマシンで雪辱を果たせるだろうか。
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