次世代の拡張現実ディスプレイ開発に向けて90億円を投資
ポルシェはこのほど、スイスのスタートアップ企業であるWayRayに8000万ドル(約90億円)を投資し、次世代のホログラフィックな拡張リアリティヘッドアップディスプレイを開発すると発表した。
ポルシェの財務・IT担当役員のルッツ・メシュケ(写真右)は次のようにコメントしている。
「WayRayのチームには、航空宇宙やハードウェア、ソフトウェア開発のバックグラウンドを持つ従業員がいる、独自の技術的専門知識があります。WayRayの革新的なアイディアや製品は、巨大な可能性を秘めています。私たちはWayRayと協力して、将来的にはポルシェの標準に準拠したソリューションを顧客に提供できることを確信しています。それが戦略的投資を行なうことを選択した理由です」
スイスのチューリッヒに本社を置くWayRayは、現在250人以上の従業員を雇用しており、ロシアや中国、米国にもオフィスを構え、ドイツの生産拠点は2019年に計画されている。WayRayは従来のヘッドアップディスプレイと比較して、どんなクルマのインテリアデザインにもマッチする技術として、現在、ドライバーと乗員の両方に対してテストされており、将来の高度な自動運転に向けて新しい概念の可能性を提供している。ポルシェはデジタルサービスの提供を継続的に拡大することを目標としており、WayRayの技術は、これらの機能をフロントガラスに視覚的に表示するオプションを提供する。
WayRayの創設者兼CEOであるVitaly Ponomarevのコメントはこうだ。
「我々は、ホログラフィックの拡張現実ディスプレイと新しいインターフェイスをはるかに超えた基本的な革新を生み出すことに全力を尽くしています。ポルシェのような自動車メーカーや強力な投資家とのプロジェクトが増えていることは、同社の成長を促進し、複雑なイノベーションの導入に対する自信を高めています」
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