マクラーレンの生産台数が年間6000台で75%増に

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2025年までに18のニューモデルを投入

このところ日本でも積極的な動きを見せるマクラーレン・オートモーティブが新たな中期ビジネスプランを発表。2016年に発表された「トラック22」を発展させたもので、「トラック25」と名付けられたプランには盛り沢山ともいえる内容が示されている。

2025年を目標年とするトラック25では、2025年までに18のニューモデルを投入し、すべてのスポーツカーおよびスーパーカーをハイブリッド化。新興国を含む新たなマーケットへの参入も図り、年間生産台数は現在の75%増の6000台へと増やす考えだ。そのための投資額は12億ポンド(約1730億円)とされ、セグメントトップの軽量化を保つために、カーボンコンポジット生産を主体とする英国のマクラーレン・コンポジット・テクノロジーセンターに5000万ポンドを投資する計画も明らかにしている。北米、英国に次ぐマクラーレン第3の市場である日本でも今年1月から7月の登録台数は前年比56%増という伸びを見せており、このプラン達成に重要な役割を果たすことになる。マクラーレン600LTのジャパンプレミアの会場でも日本支社代表の正本嘉宏氏がそのことに触れていたが、F1での活躍もあって日本でも知名度の高いマクラーレンのブランドバリューが今以上に高まることになるのか。野心的ともいえるプランであるトラック25の進展を見守りたい。

LE VOLANT 2018年10月号 Gakken Plus

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田畑修
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