テスト車の細部にはBMWのパーツが見え隠れ
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2018でプロトタイプが公開されている次期「スープラ」だが、噂される正式デビューは2019年のモーターショー。それだけに市販モデルの内容についてはまだ手が加えられる可能性もありそうだが、今回は最新情報を基にした外装のレンダリングCGや内装写真などから改めてその実態に迫ってみよう。
まずはレンダリングCGだが、スタイリングは全体に丸みを帯びた美しいボディラインが特長的。フロントバンパーに設けられた3つの大型インテーク、ヘッドライトからつながるブレーキ冷却用エアインテーク、アグレッシブなノーズ形状、ダブルバブルルーフ、フロントフェンダー上部のアウトレット、ダックテールや三角のLEDテールライトなど、ディテールも個性的な仕上がりだ。
一方、インテリアについてはいまのところ兄弟車になるという次期BMW Z4の影響が色濃い状態。撮影に成功したテスト車のインテリアではオールデジタルのクラスターやインパネ中央のインフォテインメント・ディスプレイなどが確認できるが、使用されている各パーツは明らかにBMWのもの。スティック状のシフトセレクターやステアリングの各スイッチは現行BMW各車に見られるものだし、センターコンソールの丸形ダイヤルもBMWでいうiDriveのコントローラーそのものだ。ある程度の部分が共用化されることは間違いないだろうが、スープラを襲名する以上、ここはトヨタ流のオリジナリティある室内回りを期待したいところだ。
現段階では直6が搭載されること以外に正式なアナウンスがないパワーユニットは、DCTと組み合わせた2種類の2リッター4気筒がラインナップ。トップモデルには3リッター直6ターボが用意され、こちらにはオーバーブースト機能が付くという。そのアウトプットは2リッターから順に200ps、250ps、340psと予想。また、高性能バージョンの「GR」用の直6は、最高出力が400㎰以上まで引き上げられる可能性もある。おそらく、ベース仕様も含めて3リッターの直6はBMW製となるはずだから、それを前提に考えれば400㎰台の後半というスペックも決して非現実的ではない。なぜなら、BMWはすでに現行のⅯ4に450㎰以上のアウトプットを与えているからだ。予想されるボディサイズは、全長4380×全幅1860×全高1290mm、ホイールベースは2485mmとコンパクト。車重が1496kg~と噂されることや前後50対50だというスポーツモデルらしい前後重量配分まで考慮すると、その走りにも期待が高まる。
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