フェラーリと高級家具ブランドのポルトローナ・フラウは、フェラーリ・デザインセンターでデザインした初のオフィスチェアー「コックピット」をイタリア本国で発表した。
フェラーリ同様のカスタムも可能
フェラーリは、80年代からフェラーリ車のインテリアを手がけてきたポルトローナ・フラウ社とともに長年培ってきたノウハウを生かし、レースへの情熱やスピード感、興奮をオフィスチェアーで表現。今回発表されたアームチェアーは、拡張性を持つモジュラー構造が特徴で、「プレジデント」と「エグゼクティブ」のふたつのバリーエションで展開。いずれもシートバックと一体化したリクライニング機構を備えている。プレジデントはレーシングマシンのシートにインスピレーションを得たホールド性の高いシートバックが特色。一方、エグゼクティブは多彩な作業への適応性が重視された低いシートバックを持つ。
素材はフェラーリ車のシートに採用されているのと同じカーボンやアルテックス。さらに台座の回転機構にはステアリングホイールと同じ機械的要素が与えられた。座面中央のバンドのデザインも、レーシングマシンに使われたデザイン要素が反映されたディテールだ。
フェラーリ車で選択できるScuderia、Classica、Ineditaの3種類のテイラーメイド・トリムからインスパイアされた色合いや仕上げが施されたレザーは、カラーや素材のカスタマイズも可能だという。
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