マーベリックの新作「1613M」は、単に過去を懐かしむだけのクラシカルメッシュホイールではない。これからの時代を切り拓き、“定番”となる可能性を秘めたトレンドが詰め込まれた逸品である。
大きく重くなっていく新型車のトレンドに対応
VWゴルフに加えて、トヨタ・クラウンにアルファードまで。世界を代表するホットハッチから、日本の王道プレミアムサルーンやラージミニバンまで網羅するような幅の広さこそウェッズらしさだと思う。日本で初めてカスタムホイールを世に送り出したこの老舗ホイールメーカーは、徹底的に日本市場に寄り添う。多種多様なブランドを展開して、あらゆる車種や、人びとの趣味嗜好に応えてきた。国産車のほぼすべてを網羅し、その上で輸入車へのマッチングにも余念がない。その“幅の広さ”を示すひとつの象徴がマーベリックであり、冒頭の3モデルに装着されるのは新作「1613M」だ。この名前はブランドの第16作品目にして、13 本交点メッシュを持つことを意味する。ブランドとしては初めて“細メッシュ系”に挑んだものだと言える。
マーベリックはすべての銘柄に2ピース構造を採用し、そしてコンサバ路線を持つデザインが多かった。あらゆる車種へのマッチングを見越すからこそだ。しかし1613Mは、交点メッシュが織りなす幾何学的な模様なとてもエレガントで、そして個性的に映る。外周部のピアスボルト台座を低くして強調させたリム深さや、サークル状に落とし込んだセンターパートなどスポーティな雰囲気も宿る。メッシュ系デザインというのはカスタムホイールの定番ながらも、1613Mにその既視感はない。コンサバ路線ながらも決して没個性ではなく、人びとの視線をさらう。マーベリックの新世界というべきデザインだ。
この造形美を引き立てる色味にも注目したい。深い奥行き感が強調されるシルバー系のハイパーメタルブラックに、マーベリックの伝統芸であるサムライゴールド、そして瑞々しい艶感を訴えかけるグレイズブラックの3色である。さらに視覚的なアクセントとなるクロームピアスボルト、あるいはクラシカルピアスボルトも相性抜群だ。2ピースホイールでの13交点メッシュは、これらウェッズならではの色芸が組み合わさり、さらに唯一無二の存在へ。それが冒頭に触れたようにさまざまなジャンル、ブランドのクルマにピタリと似合ってしまう。
いや、もっとも“似合う”のは1613Mが有する高性能だろう。冒頭で触れたアルファードへのマッチングに象徴されるように、特にPC.D.5×120サイズはVIA815kgに対応する。その他のサイズもまた、BEVやハイブリッドの台頭とともにクルマがどんどん重くなっていくトレンドを意識した、抜群の強度や剛性、信頼耐久性を持っている。
サイズは18〜21インチ。そのうち19、20インチはノーマルリム、リバースリムともに用意されるほか、ミリ単位のオーダーインセットを含めて豊富なサイズ展開を展開する。ディスクの深さはサイズに応じて3種類。ディスクとリムとの組み合わせによってサイズの自由度を持つメリットを活かして、費用対効果を脇に置いても“全網羅”に近い体制をつくり、国産車と輸入車を分け隔てなくホイールを供給する。これまで触れてきた通り、そこに抜群の“性能と美”が宿るのだから、足まわりを攻めたカスタムカーに対してもベストアンサーが見つかるはずだ。マーベリック1613Mは、まるでウェッズ自体のポリシーを詰め込んだような逸品である。
MAVERICK 1613M
■サイズ/価格
18inch×7.5〜10.0J(リバースリム)/82,500〜92,400円(税込)
19inch×8.0〜10.5J(ノーマルリム)/90,200〜100,100円(税込
19inch×7.5〜10.5J(リバースリム)/89,100〜100,100円(税込)
20inch×8.5〜11.0J(ノーマルリム)/104,500〜114,400円(税込
20inch×8.0〜10.5J(リバースリム)/103,400〜113,300円(税込)
21inch×9.0〜11.0J(ノーマルリム)/118,800〜127,600円(税込)
■カラー
HMB(ハイパーメタルブラック)、サムライゴールド、グレイズブラック
■対応車種
メルセデス・ベンツ/BMW/VW/その他国産車等
問い合わせ先=ウェッズ TEL 03-5753-8201 https://www.weds.co.jp/
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