パワートレインは「iX M60」から流用か

BMWは現在、欧州Eセグメントと牽引する『5シリーズ』次世代型を開発しているが、そのエレクトリックバージョンとなる『i5』最新プロトタイプをカメラが捉えた。

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トレーラーから降ろされたプロトタイプは、そのデザインの多くを隠しているが、市販型ヘッドライトを装備、閉じられたグリルの輪郭も鮮明に確認できる。5シリーズ次期型、及び電動i5ではスプリットヘッドライトは見送れることも濃厚と言えそうだ。また後部では、水平基調のLEDテールライトの一部が露出している。そして注目は、先日捉えたプロトタイプ同様にフロントウィンドウにテープで留められた出荷書類だ。そこには「40」ではなく「I5 M60」と鮮明に気されており、i5シリーズのハイエンドモデルと思われる。

パワートレインは、『iX M60』と同じセットアップを取得する可能性がある。iX M60では最高出力610psを発揮するが、i5 M60では若干下回ると予想される。それでも最高出力600ps程度が見込まれ、ピュア「M」を除けば最も強力な5シリーズになると思われる。また軽量であるため、i5 M60はiX M60よりも優れたハンドリングと高速性を備えていると推測、運転する喜びをより与えてくれる。

i5のワールドプレミアは、2023年が有力だが、最速で2022年内も想定される。

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