ハイエンドモデルはシステム合計で1000ps&1322Nmを発生!
GMが展開するシボレーは4月、ブランド史上初となる電動モデルを導入することを発表、そのティザームービーを公式リリースしたが、その市販型と見られる最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
SNSに投稿されたショートムービーのプロトタイプでは、AWD(全輪駆動)を示唆している。
ニュル付近で捉えたプロトタイプは、電化を示すイエローステッカーが貼られていないが、サーキット走行開始時には貼られるはずだ。またサイドエアインテークなど、ほとんどコルベット「Z06」のボディをまとっている。しかし、ドライバー側のフロントフェンダーにキルスイッチらしきものが見えるほか、後部では、センター出しクワッドエキゾーストパイプの代わりに、両サイドに四角い排気口が配置されている。
伝えられるところによると、電動化されるE-Ray(仮称)は標準モデルの6.2L V型8気筒を共有しているため、この設定は理にかなっているといえるだろう。
現在最新の噂では、E-Rayには2つのハイブリッドモデルが提供され、1つは前出6.2L V型8気筒に電気モーターを組み合わせ、最高出力650ps、最大トルク678Nmを発揮する。一方ハイエンド「Zora」(仮称)では電動駆動列コンポーネントを、Z06の5.5L V型8気筒エンジンと組み合わせ、システム合計最高出力は1,000ps、最大トルク1,322Nmという爆発力を発生させる。またプラグインハイブリッドが導入された後はフルエレクトリックバージョンの登場が濃厚となっており、GMの「Ultium」バッテリー技術を使用してEVに電力を供給、こちらの最高出力も1,000psと噂されている。
ただし、シボレーがどのようにコルベットを電化するかについて多くの憶測が飛び交っており、「E-Ray」「Zora」などのネーミングを含め断定はできない状況だ。コルベット初の電動モデルのワールドプレミアは、2023年に確定しており、そのモデルの名前を含む詳細を後日発表すると投稿している。
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