ワールドプレミアは2023年内か2024年初頭が濃厚か?
BMWが現在開発中のハードコアセダン、『M5』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
最新プロトタイプは、フロントドアに「Hybrid Test Vehicle」(ハイブリッドテスト車両)のステッカーを貼り、両方のリアフェンダーに燃料キャップがあることから、このプロトタイプがプラグインハイブリッドである可能性が高い。PHEVに関しては、BMW「M」ワークショップマネージャーであるハンス・ラーン氏が、オーストラリアのカーメディアにその存在を認めている。
またヘッドライトとテールライトは、プレースホルダー(ダミーコンポーネント)だが、固定された頑丈なホイールアーチ、クワッドエキゾーストパイプを装備、足回りの巨大ブレーキなどからもハードコア「M5」だと判断できる。
わずかに見える内部だが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテイメントシステムで構成されるカーブドディスプレイの搭載が濃厚なほか、ミニマリストのギアシフターを装備するはずだ。
パワートレインは、新開発の4.4L V型8気筒ツインターボガソリンエンジンを「XM」と共有、デュアル電気モーターと組み合わせたプラグインハイブリッドが有力で、最高出力は650ps、最大トルク800Nmは確実と見られており、EV航続は80kmになるという。また噂では最高出力750psを発揮する、より強力なトップモデルも設定されると予想される。
M5次期型のワールドプレミアは、2023年内、あるいは2024年初頭まで待つことになるだろう。
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