ミシュランのスポーツタイヤ「パイロットスポーツ」が5世代目に進化。定評のあるドライ&ウェット性能をさらに高めたとされているが、果たしてどんな仕上がりになっているのだろう?
ウェット路面でもドライ感覚の走りを実現
ミシュランのパイロットスポーツ5は、同社スポーツ系タイヤの最新モデルだ。ただ、高性能車の多くに新車装着されている4Sの後継タイヤではない。4Sはパイロットスポーツのフラッグシップシリーズであり、サーキットも場面に含まれる。5はストリートシリーズに位置付けられ、’16年に投入された4の後継となる。
5は、サーキットを主な場面には含まないものの公道では従来モデルの4を超えるスポーティさを獲得している。カローラスポーツに装着した比較では、4よりも5はステアリング操作に対する初期応答の正確さがハッキリと伝わってくる。鋭さを際立たせているというわけではなく、アイマイな反応を示すことが一切ないのだ。
さらに、コーナリング中にステアリングを切り足す場面での反応の奥深さが向上している。あえてアクセルを踏みぎみにしてアウト側に膨らみかけても、舵角を増すことで狙った走行ラインを維持できる領域が広い。しかも、ウェット路面でもこうした特性が実感可能なだけに安心してコーナーを駆けぬけることができる。
ステアリングを切り込む過程での手応えは、4よりも重すぎない範囲でシッカリ感がある。それだけでもスポーティな印象がハッキリしてくるので、最新モデルならではの進化ぶりが実感しやすい。
それでいて、過敏に反応するわけではなく高速域でのレーンチェンジでも余計な気遣いをせずに済む。直進時にはセンターの節度感を際立たせることなく落ち着きを感じさせてくれるので、レーンチェンジの際の切り返しでは手応えの段付きがない。そのため、日常で感じる切れ味はスムーズだ。
また、サイドウォールには反射を抑えブランドとモデルのロゴがクッキリと見えるフルリングプレミアムタッチを採用。スポーツ系タイヤとして、装着車の足元をカッコよくする役割も果たす。
〇問い合わせ先=日本ミシュランタイヤ=www.michelin.co.jp/
■関連記事
- ピレリの最新オールシーズンタイヤ「チントゥラート・オールシーズンSF3」を始めとした冬タイヤを北海道で試す!
- 【2024-2025 Winter Studless & Winter tire Buyer’s Guide】全方位に安定した性能を発揮するオールシーズンタイヤ「ミシュラン・クロスクライメート2/クロスクライメート2 SUV」
関連記事
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>