ライバルにも負けないセクシーさとラグジュアリー、そして動力性能を誇る新フラッグシップスポーツ!「アルピナB8グランクーペ」を国内初披露

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“巡航”最高速度は324km/hをマーク!

ドイツBMWアルピナの日本総代理店であるニコル・オートモビルズは9月29日、東京港区白金台の八芳園を会場にブランニューとなる旗艦モデル「BMWアルピナB8グランクーペ」を国内初披露した。

アンベールに先立ち登壇した同社のミヒャエル・ヴィット副社長は冒頭に、コロナ禍に対処する医療従事者への感謝とBMWジャパン創立40周年への祝辞を述べ、BMWとアルピナの密接なパートナーシップにより、BMW正規ディーラーの整備を受けられることが現在のアルピナの成功に繋がっているとコメント。2021年のアルピナのセールスも好調で、日本カー・オブ・ザ・イヤーでパフォーマンス部門を受賞したBMWアルピナB3は納車まで最長1年という人気ぶりとのことだ。

今回ジャパンプレミアとなるBMWアルピナB8グランクーペのキャッチコピー「あなたの五感をゆさぶる存在」について触れ、アストン・マーティンDB11やポルシェ・パナメーラ・ターボS、メルセデスAMG GTといった競合モデルにも負けない「アルピナ史上最もセクシーでラグジュアリーな紳士と淑女のためのクルマで、ファーストクラスのキャビンにジェット戦闘機の猛烈な加速」と、アルピナの新しいフラッグシップ・スポーツの独自性を強調。また、日本文化に精通するヴィット氏らしく、「日本ではナンバーエイト『八』は末広がり」と「八芳園」での初披露に縁起担ぎのジョークを添えて「BMWアルピナB8グランクーペ」をアンベール。日本初公開となった2台は、ブランドを象徴するボディカラー「アルピナ・グリーン」と「アルピナ・ブルー」にメリノレザーのバイカラー内装という究極のラグジュアリー仕様だ。

ニコル・オートモビルズ営業本部長の杉山正光氏のモデル解説によれば、1982年の「アルピナB7Sターボ・クーペ」から、1990年の「B12 5.7クーペ」「B12 5.0クーペ」、2014年の「B6ビターボ・グランクーペ」の系譜を受け継ぐ存在であり、全長5090×全幅1930×全高1430mm、ホイールベース3025mmの堂々たる4ドア・クーペのボディに、アルピナ独自のチューンで最高出力621psと最大トルク800Nmを発揮する4.4L V8ビターボエンジンを搭載して、0-100km/h加速3.4秒、巡航最高速度324km/hをマークする。

また、BMW8シリーズ・グランクーペをベースにクリスタル製iDriveダイヤルやラヴァリナレザーのステアリングホイールを標準で装備した上に、オーバル4本出しのエキゾーストエンドや20本スポークの「アルピナ・クラシック」21インチ鍛造ホイールといったアクセントをプラスするなど、細かいアップデートを繰り返すアルピナのブランドを具現化したモデルと述べた。

【Specification】BMWアルピナB8グランクーペ
■車両本体価格(税込)=25,570,000円(左ハンドル)
■全長×全幅×全高=5090/1930/1430mm
■ホイールベース=3025mm
■トレッド=(前)1625mm(後)1665mm
■車両重量=2140kg
■エンジン型式/種類=―/V8DOHC32V+ビ・ターボ
■内径×行程=89.0×88.3mm
■総排気量=4394cc
■圧縮比=10.5
■最高出力=621ps(457kW)/5500-6500rpm
■最大トルク=800Nm(81.6kg-m)/2000-5000rpm
■燃料タンク容量=68L(プレミアム)
■燃費=8.4km/L(WLTP)
■トランスミッション形式=8速スポーツAT
■サスペンション形式=(前)ストラット/コイル、(後)マルチリンク/コイル
■ブレーキ=(前後)Vディスク
■タイヤ(ホイール)=(前)245/35ZR21、(後)285/30ZR21
特設ページ https://b8.alpina.co.jp/

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萩原充
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