マット仕上げの鍛造ホイールを装着
さる8月13日に発表されたラグジュアリー・パフォーマンスSAV、BMWアルピナXB7 MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)について、その詳細をお伝えしよう。
【画像22枚】力強い走りと豪華な仕立てが魅力のマヌファクトゥーア、その詳細を見る!
BMWアルピナXB7は、2020年以来、ラグジュアリーSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)セグメントの基準を打ち立てんと送り出されたモデルであり、欧州向け約550台を含む2880台が生産されている。今回登場した2025年モデル、XB7マヌファクトゥーアでは、新たに以下のような装備が与えられた。
まずエクステリアにおいては、アルミニウム・サテン仕上げの新しい23インチ アルピナ・クラシック鍛造ホイールが標準装備となる。この鍛造ホイールは、丹念な製造工程を経て成形され、鏡のような表面に仕上げられたのち、さらにマットのクリヤコートで仕上げられるという。
アルピナ・ハイ・パフォーマンス・システムも標準装備となっており、軽量対向ブレーキ・キャリパー、ドリルド・ディスク・ローターと専用ブレーキ・パッドにより、卓越したブレーキ性能を発揮するほか、視覚面でも効果を発揮するよう図られている。
同じく標準装備となる、新デザインのリヤ・ディフューザーもマヌファクトゥーアの特徴だ。これらの要素によって、XB7の印象的なスタイルを強調しパワフルかつエレガントな外観を形作ることが目指されている。
室内の装備では、エクステンデッド・レザー・インテリアが標準となる。これはフロントおよびリヤ・シート・パネルとステアリング・コラムなどを含み、「第一級の素材と上質なディテールが、優美な室内空間を演出」するとのことである。
さらに、ヘッドレストの“XB7”エンボス、フロアマットの“MANUFAKTUR”エンブレム、アルピナ・ロゴ、エンジンルームのバッジなど、上質さをアピールするディテールが随所に見られる。
※日本仕様のハンドル位置は右
標準装備とトリムライン、そしてインディビジュアライゼーション
XB7マヌファクトゥーアの標準装備には、前述の23インチ鍛造ホイールやアルピナ・ハイパフォーマンス・ブレーキシステムのほか、アルピナ専用塗装のアルピナ・ブルー・メタリックとアルピナ・グリーン・メタリックが含まれる。新しいトリムラインとして設定されたブラック・ラインとクローム・ラインでは、エクステリアとインテリアのディテールについて、それぞれブラックとクロームのいずれかを選ぶことが可能だ。
また、アルピナ社のレザー・ワークショップによる無数の色の組み合わせと装備によって、オーナー各自のマヌファクトゥーアを唯一無二の存在にすることができる。ラヴァリナ・フルレザー・インテリア・オプションに加え、オーナーが選ぶインテリア・レザー色に合わせたハンドメイドのアルピナ・ウィークエンド・バッグ(トラベル・バッグ)2つをオプションで注文可能。
なお、最高出力621ps、最大トルク800NmのV8ツインターボ4.4Lエンジンや8速スポーツ・オートマチックなどは、従来モデルから基本的に変更はない。BMWアルピナXB7マヌファクトゥーアは現在予約注文を受付中。日本導入時期は2025年初夏を予定、車両本体価格は2,950万円。
【問い合わせ】ALPINA CALL:0120-866-250