「BMW Ⅿ1000RR」には212㎰を発揮する直列4気筒エンジンを搭載!
BMWジャパンは、BMWモトラッドとして初となるMモデル「BMW M1000RR」を正規ディーラーにおいて2月1日より予約受注を開始する。顧客への納車は本年初夏の予定で、消費税込みの本体価格は「M1000RR」が3,783,000円。「M1000RR Mコンペティション・パッケージ」が4,280,000円となっている。
BMW M1000RRは、BMWのサブ・ブランドであるBMW Mの名を冠したBMWモトラッド初のMモデル。ベースは現行の「BMW S1000RR」だが、徹頭徹尾、カスタマー・スポーツからWSBKまでモータースポーツのあらゆる要件に対応できる唯一無二のモデルに仕上げられた。
今回、BMWにおける世界最強の文字「M」を冠することで、レーシングにおける成功を表わすとともにハイパフォーマンスであるBMWモデルの魅力を表現。ハードウェアにはエンジンの高出力化と軽量化、さらにはサーキットで最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されたサスペンションとエアロダイナミクスを投入。スーパーバイクにおいて、トップセグメントに君臨するスペックが与えられた。
搭載される水冷直列4気筒エンジンは、「BMW S1000RR」用をベースに徹底的に変更を加えた可変バルブタイミングとバルブリフトを変化させるBMW ShiftCamテクノロジーを採用。最高出力は212㎰(156kW)/14,500rpm、最大トルクは113Nm/11,000rpmを発揮する。
S1000RR用と比較すると最高回転数は15,100rpmに上昇しているほか、新しいマーレ社製の2リング鍛造ピストン、燃焼室の変更、13.5に上昇した圧縮比、さらに長く軽くなったパンクル社製のチタン製コンロッド、一層スリムで軽くなったロッカーアーム、新しいダクト形状の完全機械加工を施したインテークポート、リセッティングされたカムシャフトとインテークエリア、軽量なチタン製エキゾーストシステムなど、技術的には妥協のない最適化が図られた。
その結果、サーキットでのドライビングダイナミクスで特に関係のある6,000rpm~15,100rpmの回転域においてパワフルになると同時にワインディングでのスポーティな走りのための魅力的なパワー源としての長所も兼ね備えている。
空力面も進化している。Mウイングレットとハイウインドシールドは、加速時のホイールと路面との接触を可能な限り高くするためサーキットとBMWグループの風洞実験室で徹底的なテストを実施。フロントトリムに、クリアコートカーボン製のMウイングレットが開発されている。
このMウイングレットは、速度に応じて空力的なダウンフォースを生成。タイヤの接地圧を増大させると同時にダウンフォース増大によってウィリーの傾斜が低く抑制される。その結果、トラクションコントロールの制御が減ることで多くの駆動力が加速に変換、ラップタイムの短縮が可能になった。Mウイングレットによるダウンフォースはカーブやブレーキング時にも顕著で、今までより遅めのブレーキングが可能になったほか、コーナリング時の安定性が向上している。加えて、ハイウインドシールドが装備されたことでヘルメットの空気流の空気力学およびMウイングレッドの空力的効果により最高速度が維持される。
サーキットユースに向けてジオメトリーを変更して調整したシャシーデザイン、最適化されたホイール荷重配分、調整が容易なスイングアームピボットは新設計として調整幅を拡大。さらにリヤアクスルも新設計として、クイックリリースに対応したリヤブレーキピストンの採用によってより素早いホイール交換が可能に。また、シャシーはS1000RRをベースとしてメインフレームにアルミ製ブリッジフレームを採用している。倒立フォークも最適化され、リヤサスペンションユニットはブルーのインナーローターと組み合わされたフローティングディスクを組み込むなど、見直しが加えられている。
ブレーキも4輪車のBMW Mモデルと同様、BMWモトラッドでは初となるMブレーキが装着。スーパーバイク世界選手権を戦うファクトリーマシンの経験を元に開発され、最大限の耐フェード性と制御性を発揮している。Mのロゴを組み合わせるブレーキキャリパーは陽極酸化処理でブルーにコーティングされ、さらにMカーボンホイールを装着。サーキットでも公道でも最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、さらなるハイテク・コンポーネントが組み込まれている。
なお、BMWジャパンでは今回の発売に先駆け2月1日から4月30日までの期間、M1000RRの予約注文者へMのロゴマークとデザインがあしらわれたBMWモトラッド純正「Mバイクフロアマット」がプレゼントされる先行予約キャンペーンを実施。こちらはBMWモトラッド・ジャパン公式ウェブサイトの下記専用フォーム、または正規ディーラーにて申shい込みが可能だ。
https://www.bmw-motorrad.jp/ja/campaign/m1000rr-preorder.html
■関連記事
TAG :
関連記事
【海外試乗】M社渾身の最新ハイパフォーマー。すべては走りありきのトップガン「BMW M5」
BMW
2024.11.13
SUV「iX」とサルーン「i7」、ふたつのフラッグシップBEVを展示!「iX1」試乗もできます!BMW出展情報【EV:LIFE 神戸2024】
EV:LIFE KOBE2024
2024.10.31
BMWから新型「1シリーズ」登場!最新テクノロジー満載の内容を象徴する、斜めデザインのキドニーグリルが特徴!
ニューモデル
2024.10.31
「BMW 2シリーズ グランクーペ」、リスボンの「エイプフェスト 2024」で華々しくデビュー!
ニューモデル
2024.10.30
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>