次期「MIRAI」のエクステリアはコンセプトモデルより押し出しと高級感がアップ!
トヨタのFCV、「MIRAI」はまもなく初のフルモデルチェンジを行うが、その最終デザインやスペックなどの情報を入手した。MIRAIは、世界初のFCVセダンとして2014年に登場。今回は6年振り、初のフルモデルチェンジとなる。
すでに2019年の東京モーターショーでは新型のコンセプトモデルが発表済みだが、今回は情報をもとに予想CGを作成。これが市販型の最終デザインとなる可能性が高い。その外観は、ヘッドライト内部にストレーキ(金属のフィン)が追加。両再度にエアインテークが追加されるバンパーも意匠が改められている。また、アンダーグリルはサイドのデュフューザーとのバランス上若干小型化され、押し出しの強さが強調。また、随所にメッキモールを組み合わせることで高級感の演出にも余念がない。
次期MIRAIでは「TNGA」アーキテクチャーを採用。駆動方式は現行型のFFからFRへと変更され、ホイールベースは2,780mmから2,920mmへと延長。乗車定員も4名から5名となる。FCVシステムも新世代へと進化。水素タンクが再設計され、容量アップにより航続距離は650kmから840km程度まで伸びる。なお、組み合わせる電気モーターの最高出力は155psだ。
キャビン内では12.3インチのワイド・インフォテイメントシステムを搭載、シンプルなインターフェイスで操作性が大幅に向上する。安全装備では「トヨタセーフティセンス」の最新世代を搭載するほか、車載通信機「DCM」(データ・コミュニケーション・モジュール)を標準装備して「繋がる」機能も大幅に強化される。そのワールドプレミアは今夏と予想されていたが、新型コロナウイルスの影響で遅延。発表は今秋以降となりそうだ。
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