The Aston Martin V8 1969-2000
1960年代後半、エンジン技術者タデック・マレック中心に集められた少人数のプロジェクトは時代の困難を乗り越えながら、高性能GTカーを誕生させる。それがV8エンジン搭載のアストン・マーティン”マレック”V8車である。
本書はDBSからV8、ヴィラージュへと続く基本モデルのほか、ザガートとメーカー自身による珍しいコーチビルト、ラゴンダなど派生モデルもカタログや開発シーン含め網羅。また、メカニズムやレジストリなどデータを詰め込むことに偏らず、当時の組み立て工員や所有者への取材など、人のストーリーに焦点を当てている所も本書の特徴だ。
マーケットや皇室、映画との繋がり、4度もの経営権移転など、読み物として集約することで、当時の実情を楽しみながら身近にすることが出来る。モディファイで作られた連作である故に存在したミュールモデル(継ぎはぎの雑種モデル)も収録されている。
アストンファンならずとも、英国的小規模メーカーのマナーが興味深い、必見の500頁である。
The Aston Martin V8 1969-2000
109,087円(税込)
著者など:Russell Hayes(著)
出版社:Palawan Press
ハードカバー・スリーブケース入り/W310×H350/カラー・モノクロ/532P/英語
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