クラシックモデルにも採用された「ホワイトマスク」をはじめ、多彩なバリエーションを設定
4月30日、FCAは3月に世界限定500台の発売を発表したアルファロメオ・ジュリアの「GTA」および「GTAm」に、専用のカスタマイズカラーを設定したと発表。さらに、欧州市場における車両価格がGTAで14万3000ユーロ(約1697万円)から、GTAmが14万7000円ユーロ(約1744万円)からであることを明らかにした。
「ジュリアGTA」は通常ラインアップモデルの旗艦、「クアドリフォリオ」をベースに2.9L V型6気筒ツインターボの最高出力を510psから540psにアップさせたほか、専用デザインのエクステリアパーツをまとうボディにアルミやカーボンといった軽量パーツを多用することにより、車重は100kg軽量となる1520kgを実現。
「ジュリアGTAm」はサーキットトラック向けの仕様で、大型化されたフロントスプリッターやカーボン製リヤウイングを装着。キャビンはリヤシートが取り去された2シーター仕様となり、サベルト製の6点式レーシングハーネスやレーシングシート、ロールケージ、消化器などが装備される。
このたび発表されたのは、この「ジュリアGTA/GTAm」専用にデザインされたカスタマイズカラーの多彩なラインアップ。アルファロメオのチェントロ・スティーレ(スタイルセンター)が手がけたもので、同ブランドのヒストリックモデルにも採用された「ホワイトマスク」をはじめ、イタリアントリコロールを含む各種ストライプや、エンブレム柄をボンネットフードに大胆にあしらうものも用意。ベースとなるボディカラーはイエローやレッド、グリーン、ホワイトといった鮮やかなカラーが設定されている。
ボディカラーのカスタムに加えて、イタリアのグッドウール製カーカバーも設定。グッドウールのカーカバーはカスタムが可能で、カスタマーが選択したボディのカラーやデザインに合わせて仕立てることが可能だ。
さらにこのモデルのカスタムプログラムでは、ブレーキキャリパーやロールケージ、シートベルト、シートステッチのカラーなどにも選択肢が用意されている。
なお、すでにアルファロメオの公式ウェブサイト(本国版)には、GTA/GTAm専用コンフィギュレーターが展開されており、エクステリアではボディカラーやブレーキキャリパーカラー、インテリアではシートステッチやシートベルトカラーを自由に組み合わせ、ビジュアルを確認することができる。
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