もちろん実車は存在しないから、ライセンスのくびきを気にすることなく、デザイナーもキット設計者も自由にのびのび仕事ができた。ここででたらめをやって雑に仕事を片付けるか、自由だからそこ現実的な説得力を盛り込むことに心を砕くか――トム・ダニエルと彼のチームは完全に後者だった。「荒唐無稽を本物にする」このプラクティスが、後年モノグラムを本物のオーセンティック・スケールモデルメーカーへと鍛え上げていく。 この記事をシェアする 記事にもどる 写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、秦 正史 TAG : 1/25スケールAMTMPCアメリカンカープラモジョーハンビッグリグプラモデルプロモプロモーショナルモデルモノグラムレベル ■関連記事 馬鹿力は火事場で生まれる!新たな時代の救いの一手となったのは…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第32回 あのイーストウッドの相棒、「1972年型フォード・グラン・トリノ」をレアなジョーハン製プラモで制作!【モデルカーズ】 「ル・ボランCARSMEET」 公式SNSフォローして最新情報をゲット! Follow @carsmeet_web