キット自体フル再現のなかなか見応えある内容だが、427-cid、SOHCのCammerエンジンは、より彫り深く、細かなモールドがされたパーツで構成されている。シリンダーヘッド裏側には半球形型の燃焼室がモールドされており、HEMI HEADの意味するところがよく理解できる。クライスラーのヘミへの対抗として生まれたこのエンジンは、諸々の障壁のため実際にはNASCARに登場することは叶わなかったのだが、それをジョーハンは架空のカラーリングを伴ったキットとして世に出した――なんとも夢のある話ではないだろうか。 この記事をシェアする 記事にもどる 写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、秦 正史 TAG : 1/25スケールAMTMPCアメリカンカープラモジョーハンビッグリグプラモデルプロモプロモーショナルモデルモノグラムレベル ■関連記事 馬鹿力は火事場で生まれる!新たな時代の救いの一手となったのは…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第32回 あのイーストウッドの相棒、「1972年型フォード・グラン・トリノ」をレアなジョーハン製プラモで制作!【モデルカーズ】 「ル・ボランCARSMEET」 公式SNSフォローして最新情報をゲット! Follow @carsmeet_web