プジョー、2024年のEV市場シェアを4.14%に拡大。新型「E-3008」の成功を受けた躍進

電気自動車と電気バンを合わせた市場におけるシェアが累計で4.14%に増加、EV市場のリーダー的存在であり続けている

プジョーにとって2024年7月は特に好調な月であり、電気自動車と電気バンを合わせた市場における同ブランドのシェアは、前年同月比4.26ポイント増の5.47%に拡大し、同月の販売台数の28.57%を電気自動車が占めた。

この成長は、新型「E-3008」の成功も一因となっており、新型E-3008は、顧客納車後最初の1か月を経て、7月の電気自動車のベストセラー・トップ10に入った。E-3008はまた、7月に英国で2番目に売れた電気自動車C-SUVでもある。

プジョーは、欧州の主要メーカーの中で最も幅広い電気自動車ラインアップを提供しており、2023年の同じ時点で6,326台であったのに対し、今年はすでに8,483台の電気自動車を販売したという。

次世代電気自動車E-3008と「E-5008」は、それぞれ最大422マイルと410マイルの航続距離を持つ、ラインナップに加わる最新モデルである。2024年末までに、プジョーは乗用車9車種と電気小型商用車3車種を含む12車種の電気自動車を提供する予定。

新型E-3008で初めて導入された「アリュールケア保証」は、「E-208」「E-2008」「E-308」「E-308 SW」を含むプジョーの幅広い電気自動車ラインアップに適用され、2024年後半に登場予定の新型E-5008と「E-408」にも8年/10万マイル保証が適用されるという。

自社製品の品質、信頼性、耐久性に自信を持つプジョーは、このような幅広い保証を提供するヨーロッパ初のメーカーとなっている。

プジョーの電気バンシリーズは引き続き好調で、7月の電気バン市場におけるシェアは前年同月比14.14ポイント増の18.45%となった。これまでの累計でも、電動バン市場におけるプジョーのシェアは4.35ポイント上昇し、16.97%となっている。

今年これまでに39,271台が販売され、2023年のこの時期までに33,928台が販売されるのに対し、プジョーは順調な滑り出しを見せている。7月には、自動車市場全体におけるプジョーのシェアは0.67ポイント増の3.14%に拡大した。累計では、自動車市場全体におけるプジョーのシェアは、0.3ポイント増の3.40%となった。

プジョーUKのマネージングディレクターであるユーリグ・ドルース氏は、次のように述べた。「英国の2024年ZEV義務化に向けた完全遵守に向けた当社の積極的な販売実績は、電気自動車市場における当社のリーダーシップと革新性を証明するものです。また、E-3008が発売後1か月で成功を収めたことも心強いことです。

これらの数値は、市場をリードする航続距離422マイルを誇るプジョーのEVへのコミットメントを裏付けるものであり、ヨーロッパの主流ブランドの中で最も包括的なオール電化ラインアップをお客様に提供できることを誇りに思います」

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