「D’station Vantage GT3」が見事な走りでアストンマーティンとして2013年以来の優勝! スーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドGT300クラスリポート

全ての画像を見る

D’station RacingとファグにとってSUPER GT初優勝!

2024 AUTOBACS SUPER GT第3戦『SUZUKA GT 3Hours RACE』の決勝レースが、6月2日(日)に鈴鹿サーキットで行われた。

決勝日の鈴鹿サーキットは、ドライコンディションであったが、天候は曇りで雨が降る予報もあった。そのためレース前のウォームアップ走行時には、雨が降り路面はウェットに。しかしその後雨は止み晴れ間も差したことで、スタート時には路面もドライとなった。そして13時30分に三重県警察の白バイとパトロールカー先導によりパレードラップが行われ、フォーメーションラップ後に3時間の決勝レースがスタートした。

【画像74枚】SUPER GT第3戦「鈴鹿ラウンド」のフォトギャラリーを見る

レースはポールポジションの#777 D’station Vantage GT3の藤井が序盤からリードを広げ、追う#61 SUBARU BRZ R&D SPORTと#2 muta Racing GR86 GTをリードしていく。

序盤委は2番手を争う#61と#2が激しいバトルを繰り広げ、15周目に#2が2番手に浮上。その後方では、5番手の#20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)を#31 apr LC500h GTが攻略。さらに#6を抜いて、#31は4番手まで浮上した。

上位陣では、28周を終えたところで3番手の#61がピットイン。翌周にはトップの#777もピットに向かい、藤井からチャーリー・ファグに交代する。そして2番手の#2は32周目にドライバー交代とタイヤ交換しピットアウトする。一方で、#52 Green Brave GR Supraはドライバー交代を行なわず、タイヤ無交換作戦を敢行。さらに#31もドライバーを代えずにタイヤ無交換でピット作業を終えることとなった。

各チームが最初のピットインを終えると、トップには#31が浮上。#777は2番手に下がり、#52は3番手に上がることとなった。しかし、フレッシュタイヤの#777と#61はそのメリットを活かし、各々がタイヤ無交換の2台をオーバーテイクすることに成功した。その後#61は47周目に突如スローダウンしてしまい、そのままレースを終えた。

トップを奪回した#777は、61周を終えて2度目のピットインでドライバー交代。そしてトップをキープし、そのままチェッカーを受けた。D’station RacingとファグにとってはSUPER GTでの初優勝となり、アストンマーティンのGT300優勝は2013年第7戦オートポリス以来。そして藤井にとっては、2016年第3戦以来の通算9勝目となった。

2番手争いは終盤各車の作戦が入り乱れたが、結局#2 muta Racing GR86 GTが獲得。#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが今季初表彰台となる3位となった。

これでドライバーランキングは#2が43ポイントと大きくリード。今回ノーポイントだった#88 JLOC Lamborghini GT3と昨年王者の#52、今回優勝の#777などが僅差で続いている状況となった。

次戦は8月の富士ラウンド。厳しい暑さが予想される中でどんな戦いをく広げてくれるのか楽しみだ。

スーパーGT公式HP https://supergt.net/

フォト=田村 弥/W.Tamura

■関連記事

2024/07/24 20:30

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!