廃棄物全体のリユース・リサイクル率は92%に!ボルボ、「サステナビリティレポート2023年」を発表

持続可能性が未来を拓く

ボルボ・カー・グループは、環境問題を筆頭とするサステナビリティへの取り組みを示す「サステナビリティレポート2023年」を発表した。

ボルボ4車種目のEVとして2023年に発表されたEX30

ボルボは、2040年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しており、その達成へ向けて、2030年までに完全なEVメーカーになることを表明している。欧州ではCO2排出規制やバッテリー規制など、気候変動やサステナビリティに関する様々な規制の導入が進んでいるが、ボルボはそれらに先駆け、気候変動対策をはじめとするサステナビリティに関する意欲的な目標を掲げ、その達成に向け前進しているという。

このレポートでは、2023年は歴代ボルボ車の中で最もカーボンフットプリントの少ない「EX30」が発売され、総販売台数に占めるEVの割合が16%になったとされている。EX30はボルボとしては4車種目のEVであるが、5車種目であるEM90が発売されたことも大きい。

ボルボ5車種目のEVとして2023年に発表されたEM90

また、2025年までに平均的な車1台あたりのCO2排出量を40%削減する(2018年比)、という目標を掲げているが、2023年は20%の削減に成功したとのこと。これ以外にも、2024年初頭までにディーゼル車の生産を終了することを表明(これは2024年3月に実現)。欧州、中国、米国向けの大陸間コンテナ輸送全てに再生可能バイオ燃料を導入するなどの成果も挙げられている。

2040年までに循環型ビジネスを実現するという目標においては、ニューモデルEX30はリサイクル素材の使用率が、アルミニウム約25%、スチール約17%、プラスチック約17%となっており、これまでで最も効率的な資源活用を実現、ボルボの廃棄物全体のリユース・リサイクル率は92%に達したとのこと。

リサイクル素材の使用率を向上させた、EX30のインテリア

また、バリューチューンと地域社会のける人々の生活を守り、向上させるという目標では、男女平等という観点からシニア・リーダーシップの女性割合34%を目標とし、2023年は30.1%を達成したとしている。

■関連記事

2024/06/05 18:30

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!