新たな価値を提供するラグジュアリームーバー『レクサスLM』で巡るニッポンの“おもてなし”再発見【PR】

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レクサスが新たなプレミアムカーのフラッグシップとして、満を持して送り込むのがこのレクサスLMだ。日本らしい“おもてなし”に溢れるLMを駆って一泊二日のショートトリップに出かけ、その真価を探る。

レクサスが追い求めるプレミアムの極致

’89年にアメリカで立ち上がり、彼の地での成功を引っさげて’05年に凱旋するカタチで日本展開を始めたレクサス。ライバルの欧州プレミアム・ブランドに対しての強みのひとつとして〝日本らしいおもてなし〟があり、ディーラーでの優れた対応などには定評がある。クルマそのものに目を向ければ、日本ブランドとしての信頼性とクオリティの高さをベースとして、大胆かつチャレンジングなデザイン、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を特徴とする走りの味わいなどで高い評価を得ている。

ただ、個人的にはもっと日本ならではの発想や技を駆使して攻め、欧州勢に一杯食わせてやるようなことがあってもいいのではないか、そのポテンシャルは十分にあるはずだ、と思ってきた。そのひとつの回答と言えるのが、このLMだ。

長年プレミアムカーを作り続けてきたレクサスが、後席の居住性や快適性を突き詰め、ショーファードリブン用途に特化したミニバンであるレクサスLMを産み出した。日本で独自の進化を遂げてきたミニバンだが、その極致といえる存在だろう。

ファミリーの幸せの象徴として日本で独自に発展してきたミニバン。海外ブランドのそれは、商用車をベースとしていることが多いが、日本では’00年前後から乗用車ベースでの展開が本格化し、快適性や優れた走りを追求してきた。その甲斐あって近年ではショーファードリブンとしても理想的なモデルと言われるようにまでなった。そういった状況を背景に、LMを投入してきたのだから、これぞ〝満を持して〟というやつだろう。

そのLMで一泊二日のショートトリップの機会を得て、目的地を熱海に設定した。由緒ある温泉街として名高い熱海は”日本のコート・ダジュール”と呼ばれて隆盛を極めたときに比べると、近年は施設の老朽化などもあって人気は低迷。そこにコロナ禍や土砂災害の影響もあって打ちひしがれたのだが、そこから官民が力を集結して、いま猛烈な勢いで立ち上がりつつあるという。洒落たカフェなども点在し、レトロな街並みと不思議なマッチングを見せ、新しい魅力が創造されているのだ。

湯河原~熱海を結ぶ総延長約6.1kmの「熱海ビーチライン」を駆け抜ける。全域にわたってオ
ーシャンビューを楽しめる爽快なコースだ。

東京を出発して東名高速、小田原厚木道路を経て海岸沿いをひた走る。100kmほど走るといよいよ熱海ビーチラインだ。この日は太陽の光が降り注ぎ、春の訪れを予感させながらも、空気の澄み渡った冬らしい天候という絶好のドライブ日和。だが、路面は平坦ではなく、むしろ大小様々な凹凸が存在する乗り心地には厳しい環境だった。早速ここでLMの動的質感の高さが光る。箱型ボディにスライドドアという剛性には不利な構成ながらミシリとも言わずにひたすらに強固。それでいて嫌な硬さを感じさせないのは、フリクションが低くスムーズにストロークするサスペンションのおかげだ。周波数感応式バルブ付AVSによって幅広い領域で振動をいなし、上質な乗り心地を提供してくれる。

さらに、圧巻なのが静粛性の高さだ。煙を使って音の侵入経路を確かめるなど、徹底してノイズ低減に取り組んできただけあって、外界から遮断されているかのような静けさ。それでいて、走行に伴う音は自然な感覚でドライバーの耳に届く。運転に必要な情報は奪わないよう配慮されているのだ。

圧倒的な質感の高さから産み出される“おもてなし”

ソリスホワイトの車内は各所にサテンカッパーの加飾が入り、高級感のある造りとなっている。走行時の外界からの音は極限まで遮断され、まさにファーストクラスの乗り心地だ。

熱海に着いてからは街中で後席を試してみる。48インチの巨大スクリーンや贅沢なキャプテンシートに圧倒されつつ、それ以上に感心させられたのが、動的質感の高さだ。Rear Comfortモードにすればサスペンションが乗り心地優先になるうえ、加減速も制御して姿勢変化が少なくなるよう配慮されている。ドライバーの運転操作が多少荒くなっても、後席の住人は快適にすごせるのだ。

相模湾を一望できる景勝地に建てられたスモールラグジュアリーホテル「ザ・ひらまつ ホテルズ & リゾーツ 熱海」の、素晴らしいホスピタリティを堪能して一夜を過ごし、翌日は限られた時間のなか観光名所を巡った。

THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS ATAMI

高級フレンチで有名なひらまつが提供するラグジュアリーホテル。熱海の静かな高台に建つ数寄屋建築の別荘をそのまま活かした造りとなっており、客室からの眺めはまさに絶景。都会の喧騒から離れた地でくつろぎの時間をすごすことができる。

日本独自の“おもてなし”はこのLMによって世界に羽ばたく

文豪達に愛されてきた熱海の歴史に触れられる起雲閣では、日本の伝統的な建築やアールデコなど建築様式にも心打たれた。市の所有となって大切に保存されていることも嬉しい。東洋美術を中心に3500点もの収蔵品を誇るMOA美術館は、圧倒的なスケールと高台から眺める熱海が、絵画のように見え、その美しさに息をのむ。和の歴史とアートに触れて心洗われた後は、ワインディングを経由して帰路につくことにした。

大正8年に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」とも賞された起雲閣。昭和22年に旅館として生まれ変わり、志賀直哉、太宰治といった文豪たちにも愛された歴史ある建築だ。

熱海から伊豆スカイラインへ向けての登坂路は、それなりにアクセルを踏み込むことになるが、LMのハイブリッドシステムは燃費コンシャスであるだけではなく、パフォーマンス志向であることを実感する。エンジンもモーターもレスポンスに優れたうえに高トルク、さらに有段ギアの6速ATだけあってダイレクト感がある。ハイブリッドカーによく見られるラバーバンドフィールとは無縁で気持ち良く速度を高めていける。

ハンドリングは背の高さから考えれば望外にいい。4輪駆動システムのDIRECT4は、LMでは前後の駆動力および制動力の制御でピッチングを抑制し、快適な乗り心地を実現することにフォーカスされているが、旋回性能においても効果が表れていた。コーナーに向けて減速し、ステアリングを切ってノーズをインに向け、立ち上がりで加速していく一連の動きが滑らかに繋がり、まさにドライバーの意図通りにコーナリングしていく。LMは後席の住人のためだけのモデルではなく、ドライバーズカーとしても優れているのだ。

日本発のミニバン文化はアジア圏でもてはやされるのみならず、欧米にも波及し始めていると聞く。それもショーファードリブン需要が高まっているので上質さが求められる。まさに、機は訪れた。このLMによって”おもてなし”という日本独自のプレミアムは、世界へ大きく羽ばたいていくだろう。

【SPECIFICATION】レクサスLM500h EXECUTIVE
■全長×全幅×全高=5125×1890×1955mm
■ホイールベース=3000mm
■トレッド(前/後)=1615/1620mm
■車両重量=2460kg
■エンジン形式/種類=T24A-FTS/直列4気筒インタークーラー付ターボ
■内径/行径=87.5/99.5mm
■総排気量=2393cc
■駆動方式=AWD(DIRECT4)
■最高出力=275ps(202kW)/6000rpm
■最大トルク=460Nm(46.9kg-m)/2000-3000rpm
■モーター型式/種類(前/後)=1ZM/交流同期電動機/1YM/交流同期電動機
■モーター最高出力(前/後)=87ps(64kW)/103ps(76kW)
■モーター最大トルク(前/後)=292Nm(29.8kg-m)/169Nm(17.2kg-m)
■システム最高出力= 371ps(273kW)
■バッテリー種類=ニッケル水素電池
■燃料タンク容量=60L(プレミアム)
■燃費(WLTC)=13.5km/L
■トランスミッション形式=Direct Shift 6AT(電子制御6速オートマチック)
■サスペンション形式(前/後)=マクファーソンストラット(スタビライザー付)/ダブルウイッシュボーン(スタビライザー付)
■ブレーキ(前/後)=Vディスク/Vディスク
■タイヤ(前/後)=225/55R19/225/55R19
■車両本体価格=¥20,000,000
問い合わせ先=レクサスインフォメーションデスク ☎ 0800-500-5577

フォト=篠原晃一/神村聖

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石井 昌道
AUTHOR
2024/03/26 19:00

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