Gr4にモディファイされたRSRに近いボディ形状にレース用エアダムスカートを装備
今回は、ソリドNo.24 ポルシェカレラRSのご紹介です。
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パッケージの裏には、Porsche Carrera RS gr.4 tour auto 1973 ecurie defence mondialeの記述と、そのレーシング仕様のイラストが印刷されています。ミニカーもこのイラストの黄色のボディにとても派手な赤いデコレーションの仕様が発売されました。
このボディのまま、白ボディ/赤い前後バンパー、赤ボディ/マットブラック、ブラウン・メタリック(ゴールド)ボディ/マットブラックのデカールの付属していないノーマル仕様のバリエーションがありました。
ボディは前述のGr4にモディファイされた、フロントもオーバーフェンダーのRSRに近いボディ形状と、オイルクーラーを装備したレース用エアダムスカート仕様となっています。今回ご紹介する白ボディ/赤い前後バンパーのカラーバリエーションは、上述のカラーバリエーションの中でもレアな存在で、当時我が国にも少量輸入されました。
このミニカーはシャシーに5-74と刻印されているので1974年5月以降に製造されたミニカーで、実車1973年に発売されたグループ4のホモロゲーションモデル、俗称ナナサン カレラRSがモチーフとなっていますが、前述のように限りなくRSR 2.8に近いボディ形状となっており、ワイドな深いアロイホイールを履いたとても好みの仕様で、グラマラスな出で立ちとダックテールのリアスタイルがとても魅力的な仕様です。
1970年代の後半に当時ソリド ミニカーの正規輸入元であったアサヒ玩具が、在庫のミニカーのボックスに絶版モデルと記されたシールが貼られて発売されたことを覚えています。
当時流通したRSモデルは殆どが赤ボディ/マットブラック、ブラウン・メタリック(ゴールドに近い濃淡のバリエーションあり)ボディ/マットブラックで、当時私は白ボディを見つけられませんでした。しかし、このボックスにステッカーを貼られた白ボディも確かに現存しています。
私は、当時この白ボディの仕様がどうしても欲しくても叶わず、ゴールドの仕様をリペイントしてコレクションしていたほどです。
今回ご紹介するミニカーは後年絶版ショップにてプレミアム価格にて購入したものです。
最後に、このミニカーは、長年飾って鑑賞していたため、ボディの変色や汚れがあり、まるでバーンファウンドのような状態をご了承願います。
この記事を書いた人
モデル・カーズ 「丸餅博士のヴィンテージ・ミニカー天国」並びにRM MODELS 「TRAM&CARS」に執筆中。愛車は1987年から所有している丸餅(’71 FIAT500L改)と1999年から使用している’91 メルセデス・ベンツ300E-24 (W124-031)。ヌォーヴァ・チンクエチェントと50年以上コレクションし続けているミニカーの啓蒙と伝道が使命。
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