「GT-R」が230台も集結! R35オーナーのための交流イベント「R35 GT-R祭 2024」に潜入!

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2007年に登場したR35型日産GT-R。いよいよ今年がR35型の最終モデルとなるかも? などという噂も聞こえてくる昨今、新車価格とともに中古車の価格も上昇し、プレミア化に拍車がかかっている。

初代ハコスカGT-Rから数え6代目となるR35 GT-R。3月5日は「R35 GT-R」の日ということで、その週末である2024年3月10日には愛知県蒲郡市のラグーナ蒲郡にて「R35 GT-R祭 2024」が開催された。

この日集まったR35GT-Rは何と230台! そ去年開催された弁天島での前進イベントは約100台であったので、その規模は何と一挙に2倍以上の大イベントに膨れ上がった。

主催は「GTR PILOT」で、実際にR35 GT-Rを楽しんでいる有志たち協力のもと、オーナーのための交流イベントが実現。普段中々接触出来ない日産ブランドアンバサダーの田村宏志氏をはじめ、GTカー選手の飯田章選手、平手晃平選手、千代勝正選手をゲストに迎えるとともに、様々なパーツメーカーの開発関係者を招き、R35オーナーたちとの楽しい交流を実現させた。今後はR34、33、32のGT-Rのオーナーの皆様やマツダロータリーを楽しんでいる方など、クルマ好きな方をもっと集めたいと考えているのだそうだ。


オーナーの皆様は駐車場代と施設で使える食事券、そしてゲストを呼ぶための運営費を支払っての参加。有志の方に交通整理や受付を手伝っていただいたという手作りのイベントということだが、ノーマルはもちろん、LBWK軍団をはじめとする個性的にカスタムされたGT-Rのオーナーたちは同じクルマを愛するオーナーたちの交流を心底楽しんでいたようであった。

この日はGT-R East Japan、R35GTRClub、中部GTRR35の会、などなど、各地のGT-RクラブやYoutuber、インフルエンサーが朝10時から15時まで交流していたが、イベント終わりの会場にはゴミ一つ無かったということで、GT-Rオーナーのマナーの良さも印象的な会となった。

【写真130枚】個性的なR35たちを見る!

20代も多数! きっかけも様々なR35 GT-Rオーナーたち

テスラのよう! 最新式Androidナビがコックピットにドン!

最新式Androidナビを備えたパン君のGT-Rがこちら!   室内にてはまるでテスラのような巨大なタッチパネルが純正のようにフィット。旧モデルは日産からの取り扱いがなくなったということで、オーディオが壊れた場合などに変わるものとしてリリースされた。ナビやスマホ画面の表示やオーディオはもちろん、マルチファンクション画面も表示される。今後は油圧メーターが見やすいようになど、GT-Rオーナーが使いやすいようにパン君オリジナルパーツとしてアップデートしていくのだそうだ。

ポルシェ911からの乗り換え、900馬力のGT-R

2007年型のノーマル車両を9年かけて仕上げた北田さんのGT-R。ホイールはアドバンGTで関西サービスのワイドフェンダーなどでマッシブな印象に仕上げている。エンジンもタービンの交換で最大出力は850から900馬力をマーク。以前はポルシェ911カレラに乗っていたが、草レースを見に行き、クルマ屋さんの進めでGT-Rを購入したということ。ノーマルの480馬力時代から練習を重ね、今のスタイルに辿り着いたのだそうだ。重さを感じさせず、止まるし曲がる。ミニサーキットでも勝てるのが醍醐味だそう。

50台限定! イタルデザインのGT-Rも!

こちらはイタルデザインの2022年型GT-R。50台限定だったが、10台しか作っていないという噂もあり右ハンドルモデルは5台くらいしかないとのこと。オーナーさんによると色はパールブラック、2億4000万円くらいで購入したとのこと。

元ランエボ乗り、タンクトップ隊長! のGT-R

中部GTR R35の会、タンクトップ隊長のGT-R。2008年のブラックエディションをベースにフロントバンパーを後期仕様に。サイドミラーはクラフトスポーツ製。元々ランエボに乗っていたが、会社の近所に止まっていたGT-Rの音を聞いたらやられて、1年前に購入。その後、同じR35 GT-Rの仲間を集めていったという。GT-Rの魅力はランエボにかけたお金がもったいなかったなと思わせるくらい、ノーマルの状態が良すぎること。速さやコーナーなど走りのパフォーマンスが、他の日本車とは比べものにならないと感じているそう。

初めて買ったクルマがR35 GT-RというGODZILLA TVのナオキさん

R35 GT-RのYouTuberとして活躍している、GODZILLA TVのナオキさん。大学を卒業して初めてのクルマがR35 GT-R。購入し2年が経過し、2022年モデルが出るタイミングで新車を買おうと思ったものの、台数制限で買えずに18年式のプラックエディションを手に入れた。アラゴスタの車高調やレイズのホイール、カーボンパーツなどでチューニングしている。乗るきっかけはスーパーGTが好きで、地元岡山のサーキットに通っていたことや、ワイルドスピードの影響も。同じGT-R仲間と週末、走りに行くことが楽しみ!

こちらも初めてのクルマがR35 GT-R、鈴鹿サーキットも走ります!

GT-Rは初めてのクルマで購入後今年で5年目になるという増田さん。昔からスポーツカーが好きで、父親がFD3Sに乗っていたという影響もありGT-Rを購入。とにかく速い! ところが気に入っているそう。もともとR34に乗りたかったが、当時800万円くらいと高くて断念。その後ショップで現在のGT-Rに一目惚れしたという。鈴鹿サーキットでの走行会に年に1回参加。フェニックスパワーのエアロ、VOLKレーシングのホイールがポイントだ。

ハコスカに憧れ、夢だったGT-Rを定年を機に購入!

退職金が入ったことをきっかけに、8年前に2011年式のGT-Rを購入したという百瀬さん。ハコスカに憧れていて、GT-Rを買うのが昔からの夢だったとのこと。自分の腕が上達したような、クルマが教えてくれるという感覚があるという。イメージ通りに止まるし曲がる。3回くらい死にそうな目にあったらしいが、ブレーキとハンドルの応答性に助けられたそう。

グランツーリスモをきっかけにGT-Rを購入、自宅にはさらにもう一台!

R35 GT-Rの開発責任者である水野和敏氏が関わった最終モデルである2013年式ということがお気に入りという片山さん。R35の初期型から3台乗り継いで、家にはこのGT-Rのほかアタックパッケージも所有しているという。購入するきっかけは、ゲームのグランツーリスモ。ミッドシップだとスピンするコーナーをR35 GT-Rだと普通に走れたのだが、実車に乗ってみたらゲームと同じ感覚だったので感激したのだとか。開発の思想が他のクルマと違うことを水野氏の動画で確認し、実際に乗ることでその楽しみを感じているという。

「R35 GT-R祭 2024」に集まった有志の皆様、メーカーの皆様は以下

⚫️オーナーズクラブ
R35GTRclub 折戸さん
R35East Japan  鈴木さん
Team kuhl’s 永井さん
車で遊ぼう 平手さん
LBWK  軍団
R35ツーリングクラブ 山田さん
中部GTR R35の会 タンクトップ隊長
GT-R R35 ツーリンググループ パン君

⚫️MC
新唯

⚫️協賛メーカー各社
日産自動車
Web option
DUNLOP
NEGRONI
SHIBA TIRE
HKS
TRUST
BLITZ
DIXCEL
BRIDE

⚫️GTR pilot 運営スタッフ
田川さん、久保田さん、八木さん、坂本さん、平野さん、山﨑さん、中野さん、矢部さん、三原さん、七海さん、杉澤さん、柳沢さん、岡本さん、野沢さん、太田さん、熊谷さん、吉岡さん、山田さん、坂野さん、中嶋さん

GTR PILOT
http://www.gtrpilot.com/

photo&text:陰山惣一

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