AIをOFFにしてトランザムへと再起動!アオシマ製プラモ「ナイト2000」をノーマル戻し!第1回【CARSMEET モデルカー倶楽部】

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立派なスケールモデルだからこんな制作も可能に

ナイトライダー ――陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士……小林清志によるこんなナレーションとともに、1980年代後半、テレビ朝日系列で水曜夜9時に放送されたアメリカのTVドラマ『ナイトライダー』。続編などの存在もあり、現在でもこの作品を鮮明に記憶している、あるいは繰り返し楽しんでいるファンも多いことだろう。特に、クルマ好きにおいては。

【画像19枚】プラモ作りは最初が肝心・仮組みの様子を見る!

その理由はもちろん、このドラマの主人公が、俳優(デビッド・ハッセルホフ)ひとりではなく、スタイリッシュなブラックのスポーティカーでもあったことによる。その車両とは言うまでもなくナイト2000。当時のポンティアック・ファイアーバード・トランザムをベースに、人間と会話もできる人工知能K.I.T.T.(キット)を搭載した特殊車両(という設定)だ。

現在に至るまで高い人気を誇り続けている『ナイトライダー』であるが、そのプラモデルは、ご当地アメリカのMPCから1/25スケール・キットが当時リリースされていた(のちAMT版としても発売)ほか、わが国のアオシマから1/24スケールでも発売されている。このキットは放送当時に製品化されたものではなく、そのずっと後、2000年代に入ってから企画されたものであるが、そんなところにもドラマの根強い人気が窺われる。

このアオシマ製ナイト2000は、シーズンごとの仕様(『ナイトライダー』はシーズン1から4までがあった)やスキャナー付き、音声ユニット付き、変形状態など、多くのバリエーション展開がなされてきたが、キットの内容自体は非常に真面目なものである。エンジンの再現こそないものの、ベース車両であるトランザムのスケールモデルとして高く評価できるものだ。プロポーションは非常に良好であり、シャシー裏面も再現性が高い。インテリアも(ダッシュボードなどはナイト2000専用の状態ではあるが)必要なパーツはすべて揃っている。

そこで今回、このアオシマ製ナイト2000を使用しつつ、ベースとなったトランザムへと”ノーマル戻し”に挑んでみることとした。制作は、フジミ製S130クラウン・エンジン搭載編と同じく、プロモデラーの北澤志朗氏。クラウンと同じく数回に分けてこれから掲載していく予定なので、楽しみにしていただければ幸いだ。今回はまず小手調べ、仮組み編であるが、重要な内容も含まれているので、画像とキャプションをじっくりご確認いただきたい。

作例制作・写真:北澤志朗

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