ポルシェのeバイク、ラインナップ拡大。アスファルトとトレイルの両方で心を躍らせる2つのニューモデル
この春、成功したポルシェeバイク(スポーツタイプの電動アシスト自転車)シリーズに、2つの新モデルがレースに登場する。シャシー性能と制動力に最高の要求を満たす「ポルシェeバイク クロスパフォーマンス」と、ポルシェ車オリジナルカラー6色を採用した「ポルシェeバイク クロスパフォーマンスESC」だ。ポルシェeバイククロスは、すでに発売から2年が経過しており、スポーティなアクションとオフロードでの最高の快適性を保証している。
新型ポルシェeバイククロスパフォーマンスでは、さらにアドレナリンとスリルを楽しむことができる。フォックスファクトリーサスペンションと、新しくパワフルなシマノEP-801モーター、630WHバッテリーの組み合わせにより、トレイルで最高のパフォーマンスを発揮する。
上り坂でも下り坂でも、電動12速シマノ製リアディレーラーが常に適切なギアを提供する。EP-801モーターは、2つのライディングプロファイルを提供。プロファイル1では、エコ、トレイル、ブーストの3つのサポートモードが利用でき、プロファイル2のファインチューンモードでは、最大15個のサポートパラメータを個別に設定することができる。
【写真15枚】スポーティなアクションとオフロードでの最高の快適性を保証
ポルシェeバイククロスパフォーマンス
オートシフト機能で独立して変速し、フリーシフト機能でクランクを動かさずに変速することができる。アルミニウム鍛造製の強力な4ピストンキャリパーを備えたマグラ製MT7ブレーキシステムは、最適な減速を実現。また、「Fox 34 Float Factoryサスペンションフォーク」は、120mmトラベルの「Fox Float DPS Factoryエアショック(100mmトラベル)」と共に、ファーストクラスの快適性を提供してくれる。
クランクブラザーズ シンセシス エンデューロ カーボン ホイールセットは、フロントとリアホイールで異なるスポークテンションにより、方向安定性を実現。ロットワイルドのハンドルバーB220 Flatriser 35は、カーボン製で幅780mmだ。ポルシェ911やポルシェ タイカンのスポーティな傾斜したルーフライン、「フライライン」からインスピレーションを得たデザインのカーボンフレームには、フォックスファクトリーのカラーリングに合わせたパフォーマンスのレタリングが施されている。
ポルシェ eバイク クロスパフォーマンス EXCは、ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールによる厳選されたカラーにより、個々の要求に応え、真のクラフトマンシップを感じさせるデザインとなっている。スタールビー・ネオ、アイスグレー・メタリック、マンバ・グリーン・メタリック、カーマイン・レッド、シェードグリーン・メタリック、シャーク・ブルーという、ポルシェファンの間でカルト的人気を誇る鮮やかで一部歴史のあるバリエーションから選択することができる。
ポルシェeバイククロスパフォーマンスEXC
「eバイク スポーツ」と「eバイク クロス」のアップデートとニューカラーで登場。ニューモデルの発売と並行して、既存モデルのスポーツとクロスもアップデートと新色の追加がある。また、両モデルは今後、「シマノEP-801」モーターを搭載していく予定だ。
eバイク スポーツは、フリーシフト機能付き12速リアディレーラー「シマノXT DI2」を搭載してバージョンアップ。特に都市部での使用に適したスポーティなオールラウンダーで、今回ブラックを追加。また、オフロードでの使用を想定した「eバイク クロス」には、シルバーを追加。両色ともメタリックバリエーションが用意されている。
ポルシェeバイクスポーツとeバイククロス
ポルシェeバイクの新モデルは、S(身長約1.56~1.70m用)、M(身長約1.68~1.82m用)、L(身長約1.80~1.94m用)の3種類のフレームサイズにて、現在 store.porsche.com および porsche-design.com と、一部のポルシェセンターおよびポルシェデザインストアで販売されている。
ポルシェEバイク(Mサイズ)の重量は21kg(ペダルを含む)、許容総重量は120kg(ライダーと荷物を含む)だ。ポルシェeバイク クロスパフォーマンスの希望小売価格は12,900ユーロ。ポルシェeバイク クロスパフォーマンスEXCの希望小売価格は13,900ユーロ。