ワールドプレミアは2023年後半と予想
メルセデスベンツは現在、ミニバン『Vクラス』改良新型を開発中だが、市販型プロトタイプを捉えるとともに、そのコックピットをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
【画像13枚】メルセデスベンツVクラス改良モデルのスクープショットはコチラ
初代Vクラス(W638型)は、商用モデル「Vito」の乗用車バージョンとして1996年に日本に初めて登場。2代目では、車名をVクラスから「Viano」(ビアノ)に変更して発売するも、2006年のフェイスリフトで「Vクラス」の名称が復活している。3代目となる現行型は2014年から販売、息の長いモデルとして存在しているが、今回大幅な改良が執行される。
大幅改良最大の変更はそのコックピットで、2019年に導入された最新のタッチパッドとワイドなタッチスクリーンが組み合わされている。 ディテールを見ると、AクラスやBクラス同様に、古いアナログインストルメントクラスターを、タブレット・タッチスクリーンに交換、車の3分の2に広がる一体型デジタル ディスプレイを装備している。またインフォテインメントディスプレイの下のセンターコンソールも新しくなり、物理的なボタンで空調を制御する。
さらに下に移動すると、フロントシートの間の領域は、インフォテインメントボタンを備えた大型のコンソールで占められていることがわかる。 中央にはタッチパッドもあり、インフォテインメントシステムを制御するはずだ。ステアリングホイールは下部のスポークがV字断面ではなく、一対の平行スポークで構成された新デザインとなっているほか、静電容量式タッチボタンと思われるものを装備、 ギアシフターは、ステアリングホイールの右側のステアリングコラムに配置されている。
ボディ前後を軽くカモフラージュしたエクステリアは、ヘッドライトのLEDデイタイムランニングライトとグリルを刷新、テールライトグラフィックもアップデートされるだろう。
パワートレインだが、プロトタイプのグリルからエ燃焼エンジンで駆動されると思われ、最高出力190ps〜204psを発揮する2.2L直列4気筒ディーゼルを搭載するはずだ。
Vクラス改良新型のワールドプレミアは、2023年後半と予想される。
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