2007年に登場した日産GT-Rは初代ハコスカGT-Rから数え6代目のGT-Rとなり、R35型と呼ばれている。日本のみならず、昨今では世界的にプレミアムがついているこのGT-Rだが、3月5日は「R35 GT-R」の日ということで「弁天島35GTRミーティング」が静岡県浜松市にある弁天島海浜公園有料駐車場にて開催された。
この日集まったR35GT-Rは約100台。周辺には32や33、34GT-Rもイベントを見に来ていたので、弁天島の周囲はGT-Rだらけというレアな光景が広がっていた。主催したのはプライベーターとして関西方面で活動をしているパン君さんである。
【写真100枚!】激レア! R35 GT-Rだらけのオーナーズミーティング!
「R35 GT-R乗り」の横のつながりをイベントで実現したい!
こうした大きなミーテイングは2回目ということだが、元々は数人でこうした35GTRのイベントを開催していたのだという。大阪や京都でお客さんのクルマを触るお手伝いをしていたそうだが、GTRに乗っているオーナーは自身も含め一人で乗っている方多いことに気づいたそうだ。
「普通のショップは店とお客さんの縦つながりはありますが、横のつながりはあまりないですよね。走っているGTRを見ても、友達にもなれないし声もかけにくい。なので、お客さん同士が交流を深めて、仲間を作れるようにできたらと思っていました。僕が何かすることによって、お客さん同士がつながって、話したりできたらよいと思いお客さんのグループラインを作り、イベントをやろうと思いました。顔は見たことあるけど、話したことないとか、憧れのあのクルマの人と話してみたいとか、そういうきっかけができたら楽しいですよね」
大阪の中島パーキングや東大阪パーキングなどで小規模でイベントをやっていたというパン君さんだが、最初は10人とか11人という規模だったという。彼の愛車は2012年式。アラゴスタの足回りにRDDのブレーキ、トップシークレットのエアロにサイドステップはフェニックスパワー、トランク、ウイングはVARISというもの。現在、この日講演をして会場を沸かせていた、GT-Rエンジンの開発者である黒沢工さんにエンジンを組んでもらっているとのことだ。
GT-Rの女性オーナーズクラブ「R35 club G-spec」も発足!
この日はR35 GT-Rの女性オーナーズクラブの立ち上げ(近日詳細公開!)や、GT-Rエンジンの開発者、黒沢工さんの講演、HAMANAKO BENTEN RESORT THE OCEANでのランチなどなど、R35GT-Rオーナーたちは互いの交流を深めていた。
ノーマルや走り系チューン、リバティウォークのコンプリートGT-Rなど様々な35GT-Rが集結した今回のイベント。その様子はギャラリーでご確認を!
スリランカ出身、アミラさんの2021型GT-R。トップシークレットのボディキットにゴールドのボディが映えるド派手仕様! ウイングは手作りでブレーキはエンドレス。
2008年型GT-Rをベースとしたリバティウォークのコンプリートカーを所有するのは渡辺さん。戦闘機をイメージしたオールペンは、ステンシルの他、汚れも再現! 同社のシルエットエアロを装着したGT-Rも多数集結! 極低の車高はエアサスによるものだ。