【知られざる“旧東側&南米”などのスポーツカーたち】1台でも知っていたらスゴイ…!? なるほど・ザ・世界のマイナースポーツカー大集合!!

オトサン・アナドールSTC16(トルコ)

トルコ独自のモデルを英国リライアントと組んで出していたオトサン。2ドアクーペのアナドールSTC16は、オーグルデザインの洗練されたスタイルが特徴。正しくはセダンのスポーティ版だったが、美しいデザインはスポーツカーの貫禄を備えていた。16は排気量1.6Lを示す。

ブラドレーGTⅡ/GTE(アメリカ)

アメリカのブラドレーもビートルベースのスポーツカーを作っていたメーカー。GTⅡはアメリカンな装飾を持ち、高級路線を謳った。目玉は、GTⅡを電動化したこと。GTEと呼ばれたこのモデルの電動システムはGE製で、16個の6ボルトバッテリーを搭載。最高速度は120km/hに達したという。

パーヴィス・ユーレカPL30(オーストリア)

豪州のパーヴィスが1976年から1991年頃までに700台ほど作ったユーレカも、ビートルベース。英国のノヴァというメーカーが作ったボディをライセンス使用していた。PL30にはフォードの直4エンジンを載せたF4というバージョンもあった。キットカーだが完成車としても販売された。

アルバー・ジェット(スイス)

VWビートルをベースとしたバギーの製作で名を馳せたスイスのアルバーが1980年代初頭に発表したスポーツカー。イタリアン・スーパーカー並みの良デザインだ。言うまでも無くこのクルマもベースはビートルだったが、ポルシェ356のフラット4を積むこともできたらしい。

ティーポ366号より転載

この記事を書いた人

遠藤イヅル

1971年生まれ。東京都在住。小さい頃からカーデザイナーに憧れ、文系大学を卒業するもカーデザイン専門学校に再入学。自動車メーカー系レース部門の会社でカーデザイナー/モデラーとして勤務。その後数社でデザイナー/ディレクターとして働き、独立してイラストレーター/ライターとなった。現在自動車雑誌、男性誌などで多数連載を持つ。イラストは基本的にアナログで、デザイナー時代に愛用したコピックマーカーを用いる。自動車全般に膨大な知識を持つが、中でも大衆車、実用車、商用車を好み、フランス車には特に詳しい。

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2022/11/23 11:45

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