まずは九州の2都市から。EVの普及を通して地域課題の解決に取り組む日本電動化アクション

日産は、脱炭素化や環境負荷低減の取り組みの一環として、電気自動車(EV)優遇施策を実施している地域をEVで訪れた際に、そのサービスを簡易に受けられるEV利用証明のひとつとなる、「ブルー・スイッチカード」の運用を2022年10月11日(火)※1より開始する。まずは熊本県阿蘇市、長崎県佐世保市にて利用が可能になるという。

日産は、2018年5月に発表した、EVの普及を通して地域課題の解決に取り組む日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」活動の連携協定のもと、熊本県阿蘇市や長崎県佐世保市と、観光施設でのサービス利用料割引などのEV優遇施策を進めてきた。

この「ブルー・スイッチカード」は、日産のコネクテッドカーサービス「NissanConnect (日産コネクト)サービス」が提供するEVオーナー向け「NissanConnect EV (日産コネクトEV)」アプリ※2の新しい機能として、スマートフォンの画面上にEV利用を簡易に提示・証明するもので、施設側でスムーズに確認ができる。

日産は、より多くの日産EVオーナーにこの「ブルー・スイッチカード」でのサービス利用を簡便にできるよう、今後、デジタル上での仕組みを拡大していく予定だという。さらに日産は、日本が抱える脱炭素、災害、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題を解決するため、「ブルー・スイッチ」活動を牽引するリーダーとして、全国の自治体や企業と協力して、EV普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいく。

今回の「ブルー・スイッチカード」の導入により、環境に配慮したEVを活用し、「ブルー・スイッチ」活動で連携するパートナーの更なる観光活性化に貢献する。

【写真7枚】地域ぐるみで環境に配慮していく仕組み「ブルー・スイッチ」 

◆「NissanConnect (日産コネクト)サービス」とは
日産コネクトサービスは、車両が通信でつながることでより快適で安心、そしてワクワクするカーライフを顧客に提供する日産のコネクテッドカーサービス。専用スマートフォンアプリから車両状況の確認や、乗車前に車内温度を快適に設定できる「乗る前エアコン」が利用可能なほか、通信による地図自動更新や、オペレータとつなげてルート探索およびナビの目的地設定依頼などができるサービスといった多様な機能が利用できる。※3

◆「NissanConnect EV (日産コネクトEV)」アプリにおける「ブルー・スイッチカード」の表示方法
　①トップ画面左上のメニューボタンを押す
　②メニュー画面から「ブルー・スイッチカード」を選択

　※1 通信およびアプリ上のトラブルにより、開始が遅れる可能性あり。
　※2 日産コネクトEVアプリを利用するには、有料の日産コネクトEVサービスへの加入が必要。
　※3 車種により利用できるサービスは異なる。
*「NissanConnect」は、日産自動車株式会社の登録商標。

「ブルー・スイッチ」： https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html