【スクープ】ガソリンモデルは健在! ミニのハイパフォーマンス版JCW改良モデルの最新プロトタイプを南ヨーロッパで激写!

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2.0L直4気ターボは最高出力231ps、最大トルク318Nmを発生

ミニハッチバックに設定されるハイパフォーマンスモデル、『JCW(ジョンクーパーワークス)』改良新型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

ミニは今後数年間で2つのバージョンが登場することがわかっており、1つはEV、もう1つは内燃機関を動力源とするモデルだ。この2つは異なるプラットフォームを採用し、2つの異なる大陸で製造、同時に販売する予定となっている。

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今回南ヨーロッパで捉えたのは、内燃機関エンジンを搭載する高性能JCWだ。プロトタイプはミニお得意の黄色と黒の渦巻き模様のカモフラージュが施されている。フロントエンドには、台形でエッジが丸みを帯びたグリルを装備、中央にセンサーがある。バンパーコーナーには四角い吸気口がある。

ボンネットは、現行モデルよりも丸みを帯びたデザインで、丸いヘッドライトの周りには円形トリムが備わっており、最終的にはEVモデルを反映したデザインが予想される。

側面では、インジケーターを備えた新設計のサイドミラーを装備、後部はミニハッチバックとほぼ同様で、ユニオンジャックをイメージしたLEDテールライトも健在だ。また開発中と見られるセンター出し排気口も見てとれるが、最終的にはデュアルエキゾーストシステムがインストールされるだろう。

最大の変更点は内部にある。中央には大きな丸いタッチスクリーン・ディスプレイを配置、ドライバーの前にある小さなディスプレイは排除され、代わりにすべての情報はヘッドアップディスプレイ、または中央のディスプレイから取得することになる。またギアシフター/トグルスイッチは大きな丸いスクリーンのすす下の領域に移動、ボタンは少なく、ほとんどの機能はタッチスクリーンで制御される。

ICEモデルでは既存モデルの「FAAR」プラットフォームの進化バージョンに乗る。JCWでは2.0L直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力231ps、最大トルク318Nmを発揮し、6速マニュアル、または8速オートマチックギアボックスのいずれかと組み合わされ、全車軸に動力を送る。EVへシフトをきっていくミニにとって、高性能ICEモデルは「楽しみのためのミニ」として今後数年間生き続けるのだ。

ミニ JCW改良新型のワールドプレミアは、2023年内と予想される。

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