会場でニューモデルが続々とお披露目!
1994年の転倒で下半身不随となったWGP王者ウェイン・レイニーが、すべてハンドルで操作可能に改造された1992年型YZR500で、ロバーツ、シュワンツ、ドゥーハンと復活のデモラン!
その他にもグループCの40周年や、下半身不随となったWGPチャンピオン、ウェイン・レイニーの復活デモランなど話題にこと欠かなかった今年のFoSだが、もうひとつ注目だったのが、各メーカーがこぞって新型車をお披露目する“ムービング・モーターショー”の一面だった。
今回は件のM3ツーリングのほかに、ベントレー・コンチネンタルGT/GTC S、フライングスパーS、ランドローバー・ディフェンダー130、プロドライブP25(スパル・インプレッサ22Bのレストモッドだ)といった市販モデルがワールドプレミア。加えてフェラーリ・デイトナSP3、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+、パガーニ・ウアイラBCテンペスタなどの最新スーパースポーツも全開走行を披露してみせた。
ついに走行する姿を披露したメルセデスAMGワン。特徴的なアクティブ・エアロダイナミクスを作動させ、最高速度352km/hの片鱗を見せつけた。
中でも公の場で初登場となったメルセデスAMGワンは、コース上に一旦止まり、アクティブ・エアロダイナミクスを作動させるレースプラス・モードで走行する大サービスっぷりであった。
フェラーリの限定Iconaシリーズの最新作として昨年発表されたフェラーリ・デイトナSP3。840psの6.5L V12NAのサウンドとスピードは絶品。
さらにポルシェがミッションRのコンポーネンツを搭載したケイマンGT4 Eパフォーマンスを持ち込んだほか、ポールスター5、レクサス・エレクトリファイド・スポーツ、ロータス・エレトレなども姿を見せるなど、例年よりさらにEVの話題が増えていたのも強く印象に残った今年のグッドウッドFoSだった。
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ミッションRのコンポーネンツのテストを行なうために開発されたケイマンGT4 Eパフォーマンス。システム最大1088psを発揮するPESMを搭載。
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来季のLMDhクラスにペンスキーやJOTAから参戦することが発表されたばかりのポルシェのニューマシン、963も登場。早速走行を披露した。
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公道を走るWRカーとしてプロドライブがスバル・インプレッサ22Bをベースに開発したレストモッドP25。25台限定で値段は7600万円以上!
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ディフェンダー110のボディをさらに340mm延長して3列8人乗りとしたランドローバー・ディフェンダー130もワールドプレミア。
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スポーツエキゾーストを標準装備した4L V8スポーツバージョン、コンチネンタルGT/GTCSに加え、フライングスパーSも初披露。
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会場内にはEV専用のパビリオンも設置。ルノー5プロトタイプやロータス初のSUVエレトレなど話題のモデルが展示され、注目を浴びていた。