進化を続けるSUVには相応しいタイヤを

現在、日本で販売されている乗用車のうち3割以上をSUVが占めているという。クルマとしての利便性はもとより、SUVが現代のライフスタイルに合致しているのが大きな理由だろう。

そんな中で、SUVのスタイルも多様化している。かつてSUVと言えば凸凹の未舗装路や雪山など道なき道を突き進むタフなものが一般的であったが、オンロードを中心にスポーツ走行や快適性を大きく重視したSUVも続々と登場している。

日々進化を続けるSUVには相応しいタイヤを、との考えから生まれたのがこの「ALENZA（アレンザ）」だ。ALENZAはオンロードSUVに求めらる性能や特徴を踏まえて専用開発され、それぞれのフィールドに合わせて乗り心地と静粛性を重視した「ALENZA LX100」と、スポーツ性能にこだわった「ALENZA 001」の2種類を展開している。

プレミアムSUVに求められる静かさと快適な乗り心地を追求したALENZA LX100

プレミアムSUVのために、静粛性と乗り心地を追求したラグジュアリーなタイヤがこのALENZA LX100だ。

LX100には進化したサイレントテクノロジーを搭載。トレッドパタンにはダブルブランチ型消音器を採用し、騒音エネルギーを従来品から22%低減することに成功。さらに静粛性持続のために新たなトレッドパタン技術「シークレットグルーブ」を採用。摩耗時でも耳障りな高周波ノイズの抑制が持続、プレミアムSUVに相応しい快適な移動空間を提供する。

またSUV専用のサイドチューニングを施すことによって、タイヤの剛性を確保。効果中でのふらつきを低減し、安定したハンドリングに寄与している。

もちろん昨今のサステナビリティにも配慮し、非対称パタンを採用することでブロック剛性を最適化。摩耗寿命性能も従来品より５％アップし、SUVタイヤに求められるライフ性能を強化している。

ALENZA LX100サイズ一覧

高性能SUVのパフォーマンスを存分に発揮する運動性能にこだわったALENZA 001

ドライ＆ウェットでもハイレベルな運動性能を追求したハイパフォーマンスタイヤがこのALENZA 001だ。

スポーツ走行で欠かせないのはブレーキング時の安定感。ALENZA 001にはチャンファリング加工が施されており、これはブロック端の角を丸めることで、制動時におけるエッジの巻き込み変形を制御。制動時でもフラットな接地感を実現している。

ウェット時でもグリップ力を損なわぬようにリブ端の角を丸めるマルチラウンド・ブロックを採用。リブ中央の接地圧を高めることで、ウェット路面でも安定してグリップを発揮することが可能だ。その証拠にALENZA 001は全サイズでウェットラベリング「b」以上達成している、路面状況に関わらずSUVの最適なパフォーマンスを引き出すことができるだろう。

環境性能にも抜かりはなく、ナノプロ・テック™採用シリカ配合により、シリカ同士の擦れ合いによる発熱を低減し低燃費性能を向上。また、タイヤ断面途中を3次元のM字型の切れ込みに加工する「3D-M字サイプ」によって、制動時のブロックの倒れ込みを抑え、高い耐摩耗性も獲得している。

ALENZA 001サイズ一覧

ブリヂストンALENZA公式サイト

■関連記事

• 大賞受賞なるか!? ｢アルファロメオ･ジュニア｣が欧州｢カー･オブ･ザ･イヤー｣の最終選考にノミネート
• スズキ初のバッテリーEV「eビターラ」発表！新開発の専用プラットフォームを採用、発売は2025年予定