007映画の公式スタントドライバーのジェシカ・ホーキンス氏がハンドルを握ったスペシャルムービーとともに初披露!
ランドローバーは5月11日、ラグジュアリー・パフォーマンスSUVである新型「レンジローバー スポーツ」を、アイスランドにある浸水したダムの放水路を駆け上るという世界初のチャレンジとともに、初披露した。この過酷な挑戦は、毎分750トンの水が勢いよく流れる、世界最大級の「カウランユーカルダム」の放水路を新型「レンジローバー スポーツ」で走破するというもの。もしトラクションを損なえば、ダムの放水路の麓から、その下の谷底まで90mも落下する危険を伴うものだ。
第3世代目となる新型「レンジローバー スポーツ」は、ランドローバー史上、最も先進的なシャシーテクノロジーを採用しており、人目を惹く存在感と直感的なドライビングレスポンスを兼ね備えた、先進技術と走破性に長けた最も魅力的なモデルとなっている。
英国ゲイドンにある、ジャガー・ランドローバーのアドバンスト・プロダクト・クリエーション・センターで開催した発表イベントでは、激流のダムの放水路を駆け上るという前代未聞のチャレンジの様子を初公開。ジェームズ・ボンド映画の公式スタントドライバーであるジェシカ・ホーキンス氏がハンドルを握り、新型「レンジローバー スポーツ」のグリップ、トラクション、パフォーマンス、安定性を披露した。
「レンジローバー スポーツ」はこれまで、パイクスピーク・ヒルクライムのSUV新記録樹立、“EMPTY QUARTER”と称されるアラビア半島の砂漠の初横断、そして2018年には中国・湖南省の天門山にある「天国への扉」へと続く999段もの急階段の初走破など、さまざまなチャレンジを達成してきた。今回の「カウランユーカルダム」では、水のあふれる川床、長く急勾配が続くダムのトンネル、40度もの傾斜のある岩壁を走り切り、谷底からダム頂上まで到達した後、最後の難関として放水路の登り坂が立ちはだかる。294mの放水路からは、90mの落差を滝のように水が流れ落ち、まさに、クルマのトラクションとドライバーの信頼性が試される究極のコースだ。
新型「レンジローバー スポーツ」は、あらゆるパワートレインに対応する、ランドローバーの先進のアーキテクチャー「MLA-Flex (flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用しており、卓越したダイナミクスと比類なき洗練性を実現する完璧な基盤となっている。パワフルで効率的なパワートレインには、3.0L直列6気筒ガソリン・エンジンと電動モーターを組み合わせたPHEVをラインアップしており、モーターでの航続距離は最大113km(70マイル)を誇り、CO2排出量を18g/km(※)まで抑えている。
さらに、新しい4.4L V型8気筒ツインスクロールターボチャージド・ガソリン・エンジン(530PS)もあり、ダイナミックローンチを作動させた状態で、0-100km/h加速はわずか4.5秒(0-60mph:4.3秒)というスポーツカー並みのパフォーマンスを発揮するという。また、パワフルで高効率なマイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を採用した3.0リッター直列6気筒INGENIMUMディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンも選択可能。そしてさらに2024年には、フルバッテリー電気自動車(BEV)もラインアップに加わる予定だ。
※バッテリーをフル充電した状態で、EU WLTP法に準拠したメーカーによる公式テストの結果。比較を目的にした数値で、実際の数値は異なる場合があります。CO2排出量、燃費、エネルギー消費量、航続距離の数値は、運転スタイル、環境条件、積載量、ホイールやアクセサリーの装着状況、実際の走行ルート、バッテリーの状態などの要因によって異なる場合がある。航続距離の数値は、量産車で標準的なルートの走行を想定した数値を記載。自宅での充電のみを想定しており、「RANGE ROVER」カスタマーの匿名化された所有データに基づく。