BMW Mが創立50周年を記念した「M2 CSレーシング」のMotoGPセーフティカーを公開!

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連続してオフィシャルカーを務め、24年目を迎えたBMW M

BMW Mは、BMW M2 CSレーシングの新しいMotoGPセーフティカーを発表した。MotoGPへのオフィシャルカーとしての協力は、BMW Mの創立50周年を迎えてのアニバーサリー活動でもあるが、そのセーフティカー艦隊のエースの発表が、まずそのハイライトとなった。BMW M2 CSレーシングMotoGPセーフティカーが、3月6日にカタールGPで始まる2022年シーズン、強力なBMWMセーフティカー集団を率いることとなる。

「Mはモータースポーツの略であることを、新しいBMW M2 CSレーシングMotoGPセーフティカーで、あらためて強調することになります」と、BMW M GmbHのCEOであるフランシスカス・ヴァン・ミールは述べている。「BMW Mは、高性能な市販車とモータースポーツをひとつ屋根の下に同居させています。そこで、BMW Mモータースポーツシリーズから新しいセーフティカーを選択しました。これは、50周年記念に相応しいものです。BMW M2 CSレーシングは、チャンピオンシップにおいて幅広く成功を収めてきました。サラブレッドのレースカーであり、モーターサイクルレースの頂点に立つMotoGPのフィールドをリードするのに最適です。MotoGPオフィシャルカーとしての24年目を、そしてBMW M2 CSレーシングがカタールで初めてセーフティカーとして活躍するのが楽しみです」

「BMW Mは1999年以来私たちのパートナーであり、この長期的なコラボレーションの過程で、常に私たちをワクワクさせてきました」と、MotoGPの権利所有者ドルナスポーツのCEOであるカルメロ・エスペレータは付け加えている。「本物のレーシングカーをベースにしたセーフティカーで、BMW Mは今年も新しいベンチマークとなった。このセーフティカーは、BMW Mがモータースポーツにどれほど深く根付いているかを示しています。また、BMW M GmbHが、モータースポーツへの情熱を私たちのパートナーシップにどれほど集中して注ぎ込んでいるかを、証明するものでもあります。BMW Mの50周年を祝福し、エキサイティングな新しいシーズンをともに楽しみにしています」

BMW M2 CSレーシングは世界中のチャンピオンシップで成功を収めており、同車による国際および国内のワンメイクカップも複数ある。BMW Mモータースポーツのドライバーとチームは、BMW M2 CSレーシングでの出場で、BMWスポーツトロフィーに向けてのポイントを獲得。このコンペティションは、さまざまなシリーズや有名なレースイベントでBMWMレースカーと競うドライバーやチームにとって世界で唯一の大会だ。M2 CSレーシングは、最高450hpを発生するエンジン(バージョンによって異なる)に加えて、ABSやDSCなどのモータースポーツ専用のデバイス、個別冷却付きのプリロード型機械式LSD、および特別なドライブシャフトやカーボンルーフを具える。MotoGPセーフティカーとしては、ライトバーやフロントライトの追加など、いくつかの変更を加えられたのみ。そのカラーリングはBMW Mの50周年記念ロゴを基調としたものとなっている。

2022年シーズンのMotoGPに向けてBMW M軍団を構成するのは、BMW M3コンペティションセーフティカー、BMW M4コンペティションセーフティカー、BMW M5 CSセーフティカー、BMW M8コンペティショングランクーペセーフティカー、BMW X5Mコンペティションメディカルカー、そして2台のBMWM 1000RRセーフティバイク。完全電動のBMWi4 M50セーフティカーは、MotoGPサポートプログラムとして開催される電動バイクシリーズFIMEnelMotoEワールドカップでも、この分野をリードするだろうとのこと。

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