新型「ディフェンダー」はライフスタイルに合わせて選べるボディやパワートレインにより、所有者が自分の世界をより豊かにするのに役立つ
ジャガー・ランドローバーはこのほど、ランドローバーの新型「ディフェンダー」が「ウーマンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2021」の栄冠に輝いたことを発表した。ランドローバー車が同賞を受賞するのはこれが初めてだ。
ウーマンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WWCOTY)は、世界5大陸38カ国から集まった50名の女性自動車ジャーナリストが審査員を務める。女性だけで構成する世界唯一の自動車の賞だ。今回は3月8日の国際女性デーに合わせて賞が決定した。なお、新型ディフェンダーはベストミディアムSUV部門でも栄冠に輝いている。
ディフェンダーは、70年以上にわたりランドローバーのアイコン的存在となっており、21世紀における冒険を再定義してきたパイオニア精神に忠実であり続けている。ネーミングや形、機能が象徴的なこのモデルは、ボディデザインやパワートレインが選択でき、さらにアクセサリーパックによってパーソナライズが可能。所有者が自分の世界をより豊かにするのに役立つモデルだ。
WWCOTYでエグゼクティブプレジデントを務めるマルタ・ガルシア氏はこのようにコメントしている。
「ディフェンダーはもはや、アマゾンを横断したり砂漠に行ったりするための単なるSUVではありません。最新技術によって高級セダンと同様にオンロードを走り、快適な旅行をあなたにもたらします。この技術や快適性は、今年のWWCOTYの受賞にふさわしいものです」
今回の受賞を受けて、同社で車両プログラムを担当するエグゼクティブディレクターのニック・コリンズ氏は次のように述べている。
「これは我々のチーム全体にとって大きな名誉であり、有能なモデルを開発するために費やされた努力に対する大きな報酬です。新型ディフェンダーはすでに50以上の国際的な賞をいただいており、21世紀におけるディフェンダーに対する私たちのビジョンが正しいものであったことを示しています。新型ディフェンダーは紛れもないディフェンダーらしいシルエットと、最先端のテクノロジーを組み合わせており、伝統を尊重しながらランドローバー車を名乗るにふさわしい機能が与えられています。現在では標準の90と110それぞれに商用タイプを設定しているほか、プラグインハイブリッドモデルや高性能なV8エンジン車も加わり、ディフェンダーの名に恥じない4×4ファミリーとなっています」
ボディは、ショートの「ディフェンダー90」とロングの「ディフェンダー110」を設定。「D7x」アルミニウムプラットフォームが用いられ、卓越したオフロード性能とオンロードでの快適性を、最先端のパワートレインによって提供する。
パワーユニットはガソリンとディーゼルに加えて、最大27マイル(約43km)のEV走行が可能なプラグインハイブリッド、そしてハイパフォーマンス仕様となる5L V型8気筒スーパーチャージドをラインアップしている。
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