もはやアートの域? 特別な「ロールス・ロイス・ファントム」がアブダビに登場!

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スイス拠点の素材スペシャリスト「ネイチャースクエアード」によって「虹色のは華やかさ」を表現

ロールス・ロイス・モーター・カーズはこのほど、同社のビスポークプログラムによって完成させた新型ファントムの「IridescentOpulence(イリディセント・オピュレンス)」を、アブダビで発表した。

このモデルは、スイスを拠点とする「NatureSquared(ネイチャースクエアード)」によって仕上げられたもの。彼らは、持続可能な天然素材用い、最新テクノロジーによって驚くほど美しい仕上げを実現する素材スペシャリスト集団で、彼らの作品は自然の美しさが際立っている。

イリディセント・オピュレンスとは「虹色の華やかさ」という意味で、新型ファントムにユニークな個性を与えている。鮮やかなグリーンにシルバーを組み合わせた2トーンのボディカラーも独特だが、注目すべきはインテリアのデコレーションパネルの仕立て。密度が高く豊かな色合いを持つ持続可能な鳥から3000を超える羽が選ばれ、この羽がセンターパネルの時計周辺に散りばめられるという、まさにアート作品になっているのだ。時計の文字盤の周囲も、この羽のアートワークと同じように専用仕立てとなっており、周囲の羽と光沢感をマッチさせている。

このようなビスポークプログラムは、ロールス・ロイスのデザインチームによって創設された「ギャラリー」によって生み出される。英国グッドウッド本社内にあるこのギャラリーには、クリーンルーム(無菌室)が設置されており、ウッドや金属をはじめ多彩な素材を用い、カスタマーの要望に応じて各パーツをオーダーメイドで作り上げる。

このたび発表した新型ファントムの「イリディセント・オピュレンス」はアート、デザイン、そしてエンジニアリングの卓越性を表現した好例と言える。

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