【嶋田智之の月刊イタフラ】ルノー、今後の経営計画を発表!

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サンク復活!? アルピーヌ×ロータス!?

2021年1月14日、仏本国のルノーが動画で年頭記者会見を生配信しました。そこで新たにCEOとなったルカ・デ・メオさん達が2025年までの経営計画を発表したのです。

RENAULUTION(ルノリューション)と名づけられたその計画、グループ全体の進むべき方向性やファイナンスの話などもなかなか面白くて、原稿書きもそっちのけで2時間近く見ちゃったんですけど、やっぱり各ブランドの今後の展開が最も興味深かったのは言うまでもなし。そんな中で、ぬぉーっ! と唸るような計画が露わになったのです。
まずルノー。クルマの電動化に全力を上げてるという点ではグループPSAと同じくフランスの常識みたいになってるんですが、当然ながらルノー・ブランドも一緒。その流れで、いきなりどっかで見たことあるようなないようなシルエットのコンセプトが画面に登場したのです。何とそれが新しいサンク! 100%ピュアEVという以外の詳細は明らかにされませんでしたが、どうやら名車サンクの復活は期待してよさそう。チョー楽しみ!

そして、アルピーヌ。消滅の噂すらあったのに、どうやら一転。こっちはルノースポールとルノースポール・レーシングを統合するカタチで役割を一本化するそうな。ルノースポールの名前が消えることについちゃちょっと残念な部分もあるけど、アルピーヌの名の元で全ラインナップを電動化し、BセグのホットハッチとCセグのクロスオーバー作るっていう計画は楽しみ。さらにA110の後継をロータスと提携して開発するって話まで飛び出しました。マジかっ!? ……いやー、オモシロイ記者会見でした。
ん? サンクの復活+アルピーヌのホットハッチ? もしやサンク・アルピーヌも復活!? なんて。

ルボラン2021年3月号より転載

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