足元を飾るオトコのチラリズム。オチャメな大人を演じられて、贈って安心、もらって嬉しいポロ ラルフ ローレンの靴下【Style in motion 070】

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いよいよ年末にかけてのギフトシーズンが到来。アレコレとプレゼント選びにも悩む時期がやってきた。そこでオススメなのが、手軽に選べていくつあっても困らないソックス。しかも、こんな遊び心あふれるアイテムなら、オチャメな大人を演じられて、贈って安心、もらって嬉しいこと間違いなし!

※この記事はル・ボラン2018年1月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。

ポロ ラルフ ローレン/靴下

夏にはあれほど街を席巻した“足首見せ男”もすっかり身を潜めた。そこで気になるのが靴下だ。男にとって靴下はネクタイと並び、趣味や好み、遊び心を表現できる数少ないお洒落のアクセサリーだ。Vゾーンに比べると、足元に隠れることもあり、さらに冒険できるのも楽しい。

ネイビーやグレー、ブラウンといった色味を靴やパンツに合わせたり、柄物も正当派のアーガイル(菱形)チェックやストライプからモダンなものまでバリエーション豊富で、ファッションのワンポイントアクセントとして選ぶことができる。

英国紳士にはシックなスーツに身を包みつつ、足元はド派手な靴下を履いている姿を見かけることがある。その理由をイギリスのテーラーに聞いたことがある。曰くそれは英国流の“ハズし”であり、エキセントリックを好む国柄だからとのこと。確かにクルマの世界でもイギリスのTV番組「トップギア」を見れば、その過激なキレ方や常識外れの感性は一目瞭然だ。もしかしたらパンクを生んだ国の反骨精神が靴下にも宿っているのかもしれない。

見た瞬間、これは欲しい!と思ったのが、ポロ ラルフ ローレンのソックスだ。オーソドックスな色にも関わらず、そこにはお洒落に決めた熊がポーズを決めている。

ポロ ラルフ ローレンといえばまず思い浮かぶのがポロプレイヤーを描いたポロポニーのマークだが、ポロベアーと名付けられた熊のキャラクターも親しまれている。これはブランド初期、テディベアのぬいぐるみにラルフ・ローレン氏がオリジナルで衣装を作り、友人に配ったことをきっかけにしている。とくにホリデーシーズンにはタキシードなどでドレスアップしたポロベアーがさまざまなアイテムに登場する。

その可愛い姿はオヤジには不釣り合いに思われるかも知れない。だがテディベアの名は、激しい気性から“テディ”の愛称で親しまれたアメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトに由来する。狩りで追いつめた熊への最後の一発を「瀕死の熊を撃つのはスポーツマン精神に劣る」と打たなかったという有名なエピソードだ。そんなジェントルマンシップとスポーツマンシップが漂う男らしい靴下ということだ。そしてそれは普段は裾に隠れていても、ドライブの足元を飾る男のチラリズムなのである。

POLO RALPH LAUREN/SOCKS
創業は1967年。エンパイアステートビルのショールームにある引き出しひとつからブランドを立ち上げ、ネクタイを販売していた若き日から、グローバルなファッションブランドを統括する今日まで、ラルフ・ローレンは50年近く一貫したモノ作りのビジョンを守り続けている。それは彼が生み出しているのは単に洋服ではなく、それを着る人々をどのように変身させるかということだ。こうして成長した会社は現在、高級アパレル以外にも、アクセサリー、ホームグッズ、フレグランス、ファッション雑貨など、幅広い商品を扱うブランドとしてグローバルに展開。今回のアイテムは、色、柄、素材など無数にラインナップを揃えるソックスだが、中でも今年のイチオシはポロベア。そのほかタイガー柄や犬をモチーフにした動物ものは、特に人気が高いとか。これから年末にかけてのギフトシーズンにも、ぜひオススメのアイテムだ。

●問い合わせ先:ラルフ ローレン/TEL:0120-3274-20 https://www.ralphlauren.co.jp/ja

フォト:宮門秀行/ル・ボラン2018年1月号より転載

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2020/11/21 18:00

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