日本で初となるコレツィオーネ・アウトモビリ・ランボルギーニのオフィシャルストアが銀座にオープン。今回はランボルギーニブランドの熱烈なファンに向け、これからの季節にピッタリのレザーブルゾンをピックアップしてみた。
※この記事はル・ボラン2017年12月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。
コレツィオーネ・アウトモビリ・ランボルギーニ/レザーブルゾン
最近、クルマとファッションが互いに歩み寄っているように思う。このコラムでもこれまでブガッティのコレクションや、アストン・マーティンとハケットのコラボレーションを紹介してきた。それだけクルマ好きのファッション感度も高まっているのだろう。
この秋、ランボルギーニが銀座に日本初のオフィシャルストアをオープンした。これはブランドに関するライセンシングやプライベートコレクションの企画開発を担うコレツィオーネ・アウトモビリ・ランボルギーニと、大人のためのモータースタイルを提案するモトーリモーダが手を組んだポップアップショップで、ファッションやバッグ、レザーアイテム、アクセサリーのほか、ミニカーなどランボルギーニに関わる幅広いアイテムを扱う。
こうしたオフィシャルストアは現在、中東やアジアに展開中で、日本での出店は世界的にも大きな注目を集めている。とくに銀座という場所柄、海外からの観光客も多く、ディーラーのショールームとは異なり、気軽に入っていける雰囲気から、客層もランボルギーニのオーナー以上に、一般の家族連れやクルマ好きが大半を占めるとか。
それでも中には「クルマは売ってないの?」と聞かれたり、愛車のランボルギーニで店頭に乗りつけて自撮りするといった、ランボマニアにとってはインスタ映えするホットスポットになっているようだ。
これからの季節に向くレザーブルゾンは柔らかなラムレザーに、ボディサイドにはトレッドパターンのパンチングレザーをあしらう。またライニングにはハニカムパターンを思わせるキルティングを施す。あえてランボルギーニであることを主張するのは肩のメタルバッジのみで、アグレッシブなクルマのイメージからするとシックに感じる。だがこれがいまのランボルギーニなのだろう。
考えてみればクルマというのは持ち主の価値感や嗜好、ライフスタイルを投影するものであり、それはファッションにも通じる。とくにランボルギーニのようなスーパースポーツカーともなればその傾向はより強くなるだろうし、ドライビングに習熟し、乗りこなすのと同じように、たとえクルマから降りてもその世界観を共有したくなる。そうしてクルマもまたアナタらしい1台になっていく。
もちろんたとえオーナーでなくとも、こんなブルゾンを纏ったら、どんな猛牛だろうといなした気分が味わえるに違いない。
COLLEZIONE AUTOMOBILI LAMBORGHINI
コレッツィオーネ・アウトモビリ・ランボルギーニは、「イベントスーツ」「クラシック」「カジュアル」「ヴィンテージ」「ピロタ・ウフィチャーレ」の5種類のラインで展開。個性の異なるこれらのラインは、カットや素材、洗練性と革新性に富んだディテールなどが際立つ、あらゆるシーンで強い印象の男性をイメージしているという。今回ご紹介するレザーブルゾンは、肌に馴染む羊革を使いながらも、ボディサイドにはトレッドパターンをパンチングがあしらうなど大胆な装いが魅力。価格140,000円(税抜き)。
日本で第一号店となる「COLLEZIONE AUTOMOBILILAMBORGHINI GINZA」では、Tシャツやポロシャツ、レザージャケットなどコレクションのラインをはじめ、キャリーケースやフットウェアのほか、財布や携帯ケース、キーホルダーなど、ランボルギーニのオフィシャルアイテムを豊富に取り揃えている。
●問い合わせ先:COLLEZIONE AUTOMOBILI LAMBORGHINI GINZA http://www.motorimoda.com/